テーマ:Kindle本

chapter2686:オフサイド7

アガサ・クリスティの「復讐の女神」を読了。 ミス・マープル・シリーズの第11作で、実質的なシリーズ最終作です。 シリーズ2作前の「カリブ海の秘密」で知り合った大富豪が死亡。 マープルは彼の依頼で過去の犯罪事件の調査をすることに。 ところが手掛かりは一切知らされず、マープルは事件自体を探し出すところから始めるのですが…。 と…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

chapter2685:レイズ・ザ・タイタニック

アガサ・クリスティの「バートラム・ホテルにて」を読了。 ミス・マープル・シリーズの第10作です。 20世紀初頭のエドワード朝の雰囲気を残す、ロンドンのバートラム・ホテル。 このホテルに滞在することになったミス・マープルが事件に巻き込まれて…という内容です。 前作の「カリブ海の秘密」もミステリーとしては凡作でしたが、これは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2684:JFK/ディレクターズ・カット

アガサ・クリスティの「カリブ海の秘密」を読了。 ミス・マープル・シリーズの第9作です。 マープルがお馴染みのセント・メアリ・ミード村から飛び出して、何と西インド諸島のリゾート・ホテルに滞在してるという異色作。 当然、そこでも殺人事件に巻き込まれる訳ですけどね。 前作の「鏡は横にひび割れて」と同様、人物描写や会話の巧みさで…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

chapter2683:クリスタル殺人事件

アガサ・クリスティの「鏡は横にひび割れて」を読了。 エレキュール・ポワロと並ぶクリスティの二枚看板、ミス・マープル・シリーズの第8作です。 さすがに70歳を越えた晩年の作品なので、ミステリーとしては凡作でしょう。 終盤にバタバタと起こる2番目以降の殺人は蛇足感が拭えず、それらの犯人もウヤムヤのままで終わってしまいます。 それ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

chapter2679:CUBE

江戸川乱歩の「幻影城」を読了。 終戦直後に書かれたエッセイ、評論集です。 これも30年ぶりぐらいの再読になります。 戦争が終わり、入手できなかった欧米のミステリーが進駐軍経由で入ってきます。 それらを貪るように読んだことや、欧米では本格派が衰退してハードボイルドやスリラーが主流になりつつあることを知っての感想など、乱歩ファン…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

chapter2677:魔像ゴーレム 呪いの影

松本清張の「点と線」を読了。 40年近く前に読んだ時もそうでしたが、今回の感想もほぼ同じです。 『なんでこれが日本のミステリー・ベスト10の上位に顔を出すの?』 確かに今とは違って、鉄道それも汽車が移動手段のメインだった時代の話だというのは分かります。 でもね、昭和の初期じゃあるまいし、いくら何でも探偵役が鉄道以外の交通…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

chapter2675:大いなる西部

新年からナタリー・コールの訃報です。 父親のナット・キング・コールとデュエットした「Unforgettable」やブルース・スプリングスティーンの曲をカバーした「Pink Cadillac」が有名ですが、個人的には何と言ってもキャリア初期の「Mr. Melody」。 1976年の第5回東京音楽祭のグランプリ曲で、ロック系以外の洋…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

chapter2674:宇宙からのツタンカーメン

ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」を読了。 今年になってハヤカワ文庫から出た小尾芙佐訳の新装版です。 1968年にクリフ・ロバートソン主演の「まごころを君に」として映画化されて以来、何度か映像化されているのでご存じの方も多いのではないでしょうか。 日本でも今年テレビドラマ化されたようです。 大学生の頃に初めて読…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

chapter2673:ペンチャー・ワゴン

大槻ケンヂの「くるぐる使い」を読了。 1994年と1995年の2年連続で星雲賞の短編賞を受賞した表題作と「のの子の復讐ジグジグ」を含む短編集です。 ロックバンド“筋肉少女帯”のボーカルでリーダーでもある作者がどんな小説を書くのか興味深く読んでみました。 科学的要素はほとんどないので、SFと言うよりもファンタジーに近い感じ。 …
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

chapter2671:吉原炎上

ジョン・ディクスン・カーの「火刑法廷」を読了。 2011年に出た新訳版です。 久しぶりの再読なので旧訳版との違いは分かりません。 魔女と呼ばれた毒殺魔、壁をすり抜ける幽霊、消失する死体…と、まさにカーらしいオカルト要素満載の作品。 エピローグの内容に賛否両論あるようですが、個人的にはこういうのもあって良いと思っています。 …
トラックバック:0
コメント:5

続きを読むread more

chapter2666:テラー・トレイン(1980)

創元SF文庫のジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」を読了。 初めて読んだのは30年ほど前でしたが、当時のホーガンはまだ無名だったので、『凄い作家が現れたものだ…』と感心したことを思い出します。 宇宙服を着た5万年前の人間の遺体が月で発見されて…という謎を追うストーリーはSF的な“センス・オブ・ワンダー”とミステリー的な“論理…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

chapter2665:燃える昆虫軍団

山岡荘八の「織田信長」を読了。 全5巻からなる歴史小説です。 織田信長を題材にした小説は色々読んでいますが、まだこれより面白い作品には出会ってません。 主人公の信長だけでなく正室の濃姫以下、道三、秀吉、光秀らの脇役が魅力的に描かれています。 長すぎず短すぎずのちょうど良いボリュームでもあり、個人的には山岡荘八のベストだと思っ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2657:月下の恋

コナン・ドイルの光文社文庫版「バスカヴィル家の犬」を読了。 シャーロック・ホームズ・シリーズの長編としては3作目にあたる作品です。 小学生の頃にジュブナイルの抄訳版を読んで以来、何度か読み返していますがやはり面白い。 自分は“清張よりは横溝、クイーンよりはカー”というタイプなので、呪われた家系や謎の魔犬という舞台設定も好みです…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2651:シャレード'79

アガサ・クリスティの「火曜クラブ」を読了。 13編からなるミス・マープルの短編集です。 今回読んだのはハヤカワのクリスティー文庫に収録されているもの。 以前に創元推理文庫の「ミス・マープルと13の謎」で読んだことがありますが、すっかり内容は忘れていたので楽しめました。 ミス・マープルが初登場した作品でもあるので、イメージ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2648:続・青い体験

ピエール・ルメートルの「その女アレックス」を読了。 「このミステリーがすごい!」や「ミステリが読みたい!」で1位を獲得するなど、去年評判となったフレンチ・ミステリーです。 3部構成の作品で登場人物は共通していているのですが、各部ごとに味わいが違います。 自分はセバスチャン・ジャプリゾの「シンデレラの罠」やアイラ・レヴィンの「死…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2646:砂の器(1974)

松本清張の「砂の器」(新潮文庫)を読了。 ブルーレイで映画を見直すのに合わせて約30数年ぶりに読み直してみました。 正直ミステリーとしては駄作でしょう。 偶然が多すぎる上に殺害方法が悪い意味でマンガ的なのにはガッカリ。 映画にあったようなテーマはないので社会派ミステリーにもなっていません。 ただし、松本清張の筆力で最後まで…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

chapter2616:春の珍事

アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズの冒険」を読了。 例によって光文社文庫から出ている日暮雅通の新訳版です。 シリーズ3作目にして初の短編集。 それまでの長編2作「緋色の研究」「四つの署名」より遥かに面白く読めました。 「ボヘミアの醜聞」「赤毛組合」「まだらの紐」の古典的名作から、サスペンス・タッチの「唇の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2609:バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

連城三紀彦の「戻り川心中」を読了。 第34回日本推理作家協会賞の短編部門を受賞した表題作を含む短編集です。 今回読んだ光文社文庫版に収録されていたのは「藤の香」「桔梗の宿」「桐の柩」「白蓮の寺」「戻り川心中」の5編でした。 この5編にあと3編を加えたものを「花葬シリーズ」と呼ぶようです。 ただし、シリーズ全作を収録しているの…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

chapter2605:マードックの拳銃

ロバート・A・ハインラインの「メトセラの子ら」を読了。 1958年に発表されたハインライン中期の作品ですが、ベースは1941年に書かれた連作短編なのだとか。 後期の傑作「愛に時間を」と同じくラザルス・ロングが主人公です。 “メトセラ”とは旧約聖書に出てくる900年以上も生きたという人物で、あの箱船を作ったノアの祖父。 平…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2602:グランド・マスター

島田荘司の「占星術殺人事件」を読了。 講談社文庫から出ている「改訂完全版」です。 以前に読んだのはかなり前なので、具体的にどこが改訂されたのか分かりませんでしたが、巻末に収録されている作者の解説によると細かな部分だけのようですね。 “読者への挑戦”などもそのままですから、これから読まれる方には「改訂完全版」をお薦めしておきまし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2601:バックドラフト

ロバート・F・ヤングの「時が新しかったころ」を読了。 今年の3月に創元SF文庫から発売されたばかりの新刊(書かれたのは1983年)です。 ヤングは傑作「たんぽぽ娘」の作者ですが、自分はてっきり短編しか書いていない作家だと思っていました。 だって邦訳されているのは短編ばかりなんですから (^^;; あとがきによるとヤングは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2600:県庁おもてなし課

井沢元彦の「猿丸幻視行」を読了。 三十六歌仙の一人である猿丸太夫の謎に迫る…という歴史ミステリーです。 昭和の主人公が新薬を飲んで、過去の人物・折口信夫と意識だけ同化するというトンデモ設定だったのでビックリ。 『これはSFじゃないのか?』と思いながら読み進めましたが、ちゃんとミステリーになっていました (^^;; 主人公…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2596:ベン・ハー(1959)

ホームズ・シリーズの第2作、アーサー・コナン・ドイルの「四つの署名」を読了。 光文社文庫から出ている日暮雅通の新訳版です。 デビュー作の「緋色の研究」ほどではありませんが、やはり後半はホームズが出てこない犯人の回想になります。 どちらかと言えば前半よりも活劇になる後半が面白く、冒険小説の雰囲気が強い作品でしょうか。 乱歩によ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2595:賞金稼ぎ

ネヴィル・シュートの「渚にて 人類最後の日」を読了。 2009年に創元SF文庫から出た新訳版です。 映画は何度か見ていますが、原作を読むのはこれが初めて。 改めてスタンリー・クレイマー監督は上手く映画化していると思いました。 人類の終末を描いた内容ですが、ストーリーは知っていますし、大した出来事は起こらず淡々と日常が綴ら…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2589:ピアノ・レッスン

三上延の「ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~」を読了。 人気の「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ最新作です。 前作の4巻目は長編形式になっていましたが、この巻からはそれまでの連作短編形式に戻っています。 今回は題材に手塚治虫の「ブラックジャック」が登場。 劇中に出てくる未収録エピソードのために色んなバージ…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

chapter2588:バニシング

F・W・クロフツの「樽」を読了。 早川、創元の2社を始め色んな出版社から邦訳がでていますが、今回読んだのはグーテンベルク21が発売している田村隆一訳の角川文庫版です。 ミステリーに“アリバイ崩し”という概念を持ち込んだ、言わずと知れたミステリー黄金期を代表する名作。 シャーロック・ホームズのような天才型ではなく、地道な調査を重…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2583:真昼の用心棒

谷川浩司の「怒濤の関西将棋」を読了。 現・日本将棋連盟会長の著者が“関西将棋”について書いた読み物です。 関西将棋の祖とも言える阪田三吉から始まり、若手の有望株である豊島将之や糸谷哲郎まで、関西在住のプロ棋士が多く登場。 大山康晴と升田幸三の2大巨頭には、かなり多くのページが割かれていました。 もちろん第17代永世名人である…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2581:マイヤーリング

乾くるみの「イニシエーション・ラブ」を読了。 女性っぽいペンネームですが、作者は男性のようです (^^;; この小説、自分は知らなかったのですが、芸人がテレビで薦めたことで評判になったのだとか。 週刊文春の「東西ミステリーベスト100」の2012年版では74位にランクされていたので、セールの時に買ってみました。 結論から…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2580:二つの世界の男

半村良の「およね平吉時穴道行」を読了。 表題作を含む作者初期の短編集です。 自分がこの本の存在を知ったのは、多分30年以上前です。 それ以来、“時穴道行(ときあなのみちゆき)”という語感が気になっていたのですが読む機会を得ず。 Kindle化されていたので購入してみました。 表題作は江戸時代の戯作者・山東京伝と現代を繋…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

chapter2577:ランナウェイ 逃亡者

アーサー・コナン・ドイルの「緋色の研究」を読了。 言わずと知れた名探偵シャーロック・ホームズのデビュー作です。 先月、NHKで放送されていた三谷幸喜・脚本の人形劇を見て、久しぶりに読み直してみたくなりました。 今回読んだのは2006年に出た日暮雅通・訳の光文社文庫版。 シャーロキアンとしても知られる日暮氏だけに翻訳者による注…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more