chapter2509:ポゼッション(2012)

画像ポゼッション(2012)
THE POSSESSION
監督:オーレ・ボールネダル
出演:ジェフリー・ディーン・モーガン、キーラ・セジウィック、ナターシャ・カリス


数ヶ月前、高校のバスケットボールのコーチ、クライド(モーガン)は妻のステファニー(セジウィック)と離婚。
長女ハンナ(マディソン・ダヴェンポート)と次女エミリー(カリス)の娘2人とは週末にしか会えなくなります。
この週末、クライドは郊外に購入した新しい家に娘たちを連れ帰ることに。
近くには森があってアライグマも出没する新居に2人は大喜びでした。
その後、クライドは娘たちと近所で行われているガレージセールへ。
エミリーはそこで売られていたアンティークの木箱を買って帰ります。
箱には知らない原語の文字が刻まれていましたが、クライドにも開け方が分かりません。
ところが、その夜に部屋で箱を弄っていたエミリーが偶然に開けてしまいます。
彼女は中にガラクタと一緒に入っていた奇麗な指輪を身につけます
しかし、翌朝にクライドから食事の仕方を注意されたエミリーは衝動的に父親の手をフォークで刺してしまいます。
その日以来、彼女は暴力的な性格になり、異常な行動が目立ち出すのですが…。

「死霊のはらわた」シリーズのサム・ライミ監督がプロデュースしたホラー映画。
アメリカのネット・オークションeBayに出品されて話題になった“ディビュークの箱”がモチーフになっているようです。
これは持ち主に不幸をもたらす箱だそうで、それをネタに書かれたレスリー・ゴーンスタインの新聞記事が原案としてクレジットされています。
そのためか映画では冒頭に『実話に基づくストーリー』という意味のテロップが出てきますが、これはホラー映画定番の惹句ですね (^^;;

本作は「エクソシスト」に代表される“悪魔祓い”のお話しです。
ユニークなのは悪魔が箱に入れられていたことと、ポーランドの悪魔なので(?)ユダヤ教のラビがお祓いをすることでしょうか。
もっとも、それ以外は少女が憑かれたり、心配した親が病院で精密検査を受けさせたりで、そのまま「エクソシスト」をなぞったようなストーリー展開です。

自分の評価は★★の凡作。
話の本題に入るまでが長すぎて途中で退屈してしまいました。
実質的には90分弱の尺ですが水増し感がタップリです。
ところどころにジャパニーズ・ホラーの影響を受けた演出が見られるのは興味深いものの、基本的に音や映像で驚かすだけの演出にもガッカリ。
特撮はそれなりに頑張っていますが、今日日これだけではホラー好きにさえ見向きもされないでしょう。
見どころは姉妹役の2人が可愛いことぐらいでした (^^;;

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