chapter2330:台風クラブ

画像ゴールデン洋画劇場、1986年7~9月分の放映リスト。
〈 〉内は放送時のタイトル、(再)は再放送です。

7月5日「ハイ・ロード」(1983)
 監督:ブライアン・G・ハットン、出演:トム・セレック
7月12日「青い珊瑚礁」(1980)
 監督:ランダル・クレイザー、出演:ブルック・シールズ
7月19日「グローイング・アップ3 恋のチューインガム」(1981)
 監督:ボアズ・デヴィッドソン、出演:イフタク・カツール
7月26日「ビッグ・マグナム77」(1976)
 監督:マーティン・ハーバート、出演:スチュアート・ホイットマン
8月2日「CHECKERS in TANTAN たぬき」(1985)
 監督:川島透、出演:チェッカーズ
8月9日「SPACE ADVENTURE コブラ」(1982)
 監督:出崎統、声の出演:松崎しげる
8月16日「えきすとら」(1982)
 監督:朝間義隆、出演:武田鉄矢
8月23日「キラーフィッシュ〈謎の人喰い魚群〉」(1978)
 監督:アンソニー・M・ドーソン、出演:リー・メジャース
8月30日「俺たちに明日はない」(1967)
 監督:アーサー・ペン、出演:ウォーレン・ベイティ
9月6日「悪魔の手毬唄」(1977)
 監督:市川崑、出演:石坂浩二
9月13日「100万ドルの血斗」(1971)
 監督:ジョージ・シャーマン、出演:ジョン・ウェイン
9月20日「台風クラブ」(1985)
 監督:相米慎二、出演:三浦友和
9月27日「フレンチ・コネクション2(再)」(1975)
 監督:ジョン・フランケンハイマー、出演:ジーン・ハックマン

DVD化されているのは「ハイ・ロード」「青い珊瑚礁」「CHECKERS in TANTAN たぬき」「SPACE ADVENTURE コブラ」「俺たちに明日はない」「悪魔の手毬唄」「100万ドルの血斗」「台風クラブ」「フレンチ・コネクション2」の9本です。


台風クラブ(1985)
監督:相米慎二
出演:三浦友和、三上祐一、工藤夕貴


舞台は長野県にある地方都市の中学校。
残暑が厳しいある秋の夜、3年生で野球部の明(松永敏行)は学校のプールに忍び込んで泳いでいました。
そこへやって来たのが理恵(工藤)、美智子(大西結花)、泰子(会沢朋子)、由利(天童龍子)、みどり(渕崎ゆり子)のクラスメイトの女子5人組。
彼女たちは音楽をかけプールサイドで踊っていましたが、1人でいる明を見つけるとからかい始めます。
ところが悪戯はどんどんとエスカレート。
ついに明は溺れて意識がなくなってしまいます。
5人は近くをランニング中だった明と同じ野球部員の恭一(三上)と健(紅林茂)を呼んで助けを求めますが、人工呼吸でも意識が戻りません。
連絡を受けた担任の梅宮先生(三浦)が駆けつけて、ようやく事なきを得ます。
翌日、梅宮先生が恭一たちのクラスで授業をしていると、町に住む八木沢勝江(石井富子)が親戚(佐藤允)を連れて怒鳴り込んできます。
勝江の娘・順子(小林かおり)に貢ぐだけ貢がせておいて、梅宮が結婚をしないことへの抗議でした。
梅宮が授業中だから後で聞くと説得しますが、勝江は逆上するばかり。
結局、授業は続けられなくなるのですが…。

2001年に53歳の若さで早世した相米慎二監督による青春映画。
クレジット順こそ担任役の三浦友和がトップですが、実質的な主役は中学3年生の男女8人ですね。
彼らが台風の近づく5日間をどのように過ごしたかを描いています。

本作も相米監督らしい“ワンシーン、ワンカット”の演出が堪能できる作品でしょう。
基本的にカメラをドンと据えての長回し。
クローズアップどころか、バストショットすら出てこなかった気がします。
ただし、2箇所ほど『これ、どうやって撮ったんだろう?』と思ったトリッキーな移動撮影もありました。

相米監督の代表作という声もある本作ですが、自分は今回が初見。
大いに期待して見始めたのですが…。

自分の評価は★★。
内容がシュールすぎて全然ついて行けない映画でした (+_+)
中学生たちの行動が理解不能で本作が評価されている理由がサッパリ分かりません。
悔しいので鑑賞後にネットで映画評を見てみたところ、どうやら“台風が近づくことへの高揚感”が映画の肝なのだとか。

でもね、台風が接近してきたからって高揚感なんか感じます (・_・?)
子供の頃に台風を恐いと思ったこともありませんが、逆にウキウキワクワクしたという記憶もないのですけど…。
ただ、普通の人はそれなりにテンションが高くなるようなので、自分が少数派ということでしょう。
つまり、どう転んでも自分には面白さが分からない映画だったようです。
う~ん、残念。

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