chapter1554:誇り高き男

画像ついにiPadが日本上陸ですね。

ニュースで見ると思っていた以上にデカくてビックリ。
あの大きさは持ち運びするには、ちょっと邪魔かなぁ…と。
あと、タッチパネル式はあまり好きになれません。

皆さんはどうされるのでしょうか。
自分は値段に見合うだけの価値を見いだせないので見送ります (^^;;


誇り高き男(1956)
THE PROUD ONES
監督:ロバート・D・ウェッブ
出演:ロバート・ライアン、ヴァージニア・メイヨ、ジェフリー・ハンター


カンザス州のフラットストーンはキャトル・ドライブ(牛の輸送)の終点として発展しようとする町。
保安官のキャス(ライアン)の恋人サリー(メイヨ)が経営する宿酒場も繁盛していました。
ある日、フラットストーンにキャスと因縁のある男2人が相次いでやって来ます。
カウボーイのサッド(ハンター)は、キャスがキーストンの町で保安官をしていた時に射殺した男の息子。
彼はキャスが丸腰の父親を撃ち殺したという噂を信じているようです。
もう1人は新しくカジノを開いたバレット(ロバート・ミドルトン)という実業家。
実はキャスがキーストンの町を追われるように去ったのはバレットが原因でした。
早速、カジノの様子を見に行ったキャスはディーラーのイカサマを指摘。
バレットの手下がキャスを射とうとしたところ、居合わせたサッドに助けられます。
しかし、キャスは頭部に傷を負い、それが原因で一時的に失明するようになるのですが…。

本国アメリカ以上に日本で人気のある映画は何本かありますが、こと西部劇ではアラン・ラッドの「シェーン」とこの「誇り高き男」でしょう。
特にライオネル・ニューマンが作曲したテーマ曲は有名で、西部劇のベスト・アルバムのようなコンピレーションには必ず収録されているほど。
映画は見たことがなくても、テーマ曲は知っているという方も多いのではないでしょうか。
かく言う自分もその1人で、なぜか今まで見る機会がありませんでした。
今回、ようやくDVD化されたので期待して鑑賞したのですが…。

自分の評価は★★★。
テーマ曲と言い、ストーリーと言い、日本人好みなのは分かりますが、『脚本、手抜き過ぎじゃね?』というのが感想。
その最たるのが、サッドがキャスと手を組むことになる経緯です。
サッドの父親はバレットがキャスに差し向けた殺し屋だった…という事実を知ったにしても、あまりにも簡単にキャスになびき過ぎ。
まがりなりにも父親の仇ですからねぇ。
『そんなに簡単にキャスの味方になってもいいの?』と思ってしまいます。

キャスが一時的に失明するというハンディを負うのも、取って付けたようで感心しません。
ヴァージニア・メイヨは最初と最後に出てくるぐらいで、ほとんど見せ場がないのも勿体ない。
サリーに贈った婚約指輪のサイズが合わないエピソードでキャスのキャラクターを表現するなど、上手いと感じるところもあるのですが…。

ロバート・ライアンは渋い好演ですし、ロドルフォ・アコスタのメキシコ人の悪役も良いですね。
が、個人的に一番印象に残ったのはウォルター・ブレナンの老いた牢番です。
後に「リオ・ブラボー」でも似たような役柄を演じますが、ここではコミカルな役ではありません。
登場シーンは多くないのですが、『きっと昔は凄腕のガンマンだったに違いない』と思わせるさりげない言動が見事でした。

○本日のオマケ
スリー・サンズの演奏によるテーマ曲です。

この記事へのコメント

HOSHIO
2010年05月29日 12:36
iPadにはまったく食指が動きません。アメリカでは「もう手放せない」という人が続出してるとどこかで読みましたが、宣伝?!

でも、iPad版「死ねばいいのに」は面白そうでした。(京極先生が直々にテレビでいじってました)
タラララ
2010年05月29日 13:57
「死ねばいいのに」には興味がありますが、そのためだけにiPadを買うというのもなぁ…。
文庫化されたら読みましょう (^^;;

iPadはデジタル読書には良いサイズかなぁ…とは思います。
一度デジタル化してしまえば絶版になることもないだろうし、読む側には便利だと思うのですが、日本の出版業界が動く可能性は低そうですね。