chapter771:007/カジノ・ロワイヤル(2006)

画像マイナーで調整中のヤンキースの井川、1Aで5回4安打2失点って…。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20070525013.html

こりゃあ、かなり重症のようですね (+_+)


007/カジノ・ロワイヤル(2006)
CASINO ROYALE
監督:マーティン・キャンベル
出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン


2度の暗殺を成功させたジェームズ・ボンド(クレイグ)は、晴れて諜報機関MI6の“00(ダブル・オー)”エージェントとなります。
彼の最初の任務は、世界中のテロ組織から預かった金を運用し、利益を上げた後で還元しているル・シッフル(ミケルセン)の資金を断つことでした。
まず、ル・シッフルに雇われている爆弾魔モロカ(セバスチャン・フォーカン)の身柄を拘束するためアフリカのマダガスカルへ飛びます。
しかし、ボンドの存在に気づいたモロカは逃走。
ボンドの追跡を振り切り、某国の大使館へ逃げ込んでしまいます。
大使館内へ侵入したボンドは、大使館警備の軍隊に囲まれて逃げ道を失います。
モロカを射殺して何とか脱出に成功したものの、その様子が警備カメラに録画されていました。
後日、その映像が公開されるという失態を犯してしまったボンドの立場は微妙になるのですが…。

ご存じ“007”シリーズの最新作で、これが通算21作目になります。
前作のピアース・ブロスナンに代わって6代目ボンドを演じるのは、「トゥームレイダー」などのダニエル・クレイグ。
金髪のジェームズ・ボンドということで、映画完成前から話題になりました。
ちなみに1967年に作られた「007/カジノ・ロワイヤル」という映画が既にありますが、本家イオン・プロのシリーズとは無関係の“おバカ映画”です (^^;;

ここ数作は原作が尽きたことから、“007”というキャラクターだけを拝借していた映画ですが、この「カジノ・ロワイヤル」はちゃんとイアン・フレミングの原作があります。
原作はボンドが初めて世に出たシリーズの第1作としても有名です。
かなり以前に読んだので原作の詳細は忘れてしまいましたが、ボンドが悪役(当時はソ連)とカジノのトランプで勝負するというストーリーでしたから、タイトルだけが同じで原作とは大違いというシリーズの映画化作品が多い中では、比較的原作に忠実と言えるかも知れません。
ただし、映画はポーカーの勝負ですが、原作はバカラの勝負だったはず。
この小説でバカラというゲームの存在を知りましたから、これは間違いないと思います。

さて、6代目ボンドへの起用が決まった時には、個人的にかなり危惧したダニエル・クレイグですが、見終わっての感想は、『ん、悪くないやん』です (^^;;
どんな窮地に陥ってもユーモアと優雅さを忘れないのがジェームズ・ボンドの持ち味だと、個人的には思っています。
歴代ボンドに比べるとこのあたりが薄れて、青臭く猪突猛進の直情実行型ボンドですが、なかなか嵌っていますね。
任務とは関係なく自分の趣味で女性を口説く…ということもなく、女性に対しても比較的真面目なボンドです。
まあ、今回のキャラクターは“00”エージェントになってから間がないという設定だから許されるのだと思うので、次回作からも同じようなキャラでは辛いと思いますが…。

映画もSF的な荒唐無稽さが減って、シリーズの原点に戻ったように生身のアクションを重視しています。
お馴染みのガジェットもいくつか登場しますが、あくまでも“小道具”として使われていてるのも好感が持てます。
ボンド・カーの代名詞であるアストン・マーティンも登場しますし、シリーズのファンなら嬉しくなる小ネタも充実していました。

逆に今までのシリーズを逆手に取ったような設定も用意されています。
例えば、過去のシリーズに何度も登場したCIAエージェントのフェリックス・レイターが黒人という設定です。
普通ならボンドの初登場シーンでの決めゼリフ『My name is Bond. James Bond.』が意外なシーン(今回は『The name's Bond.』でした)で使われているのも、その1つでしょう。
どこで使われるかは見てのお楽しみですが、なかなか粋なタイミングですよ (^^)

自分の評価は★★★★のお薦め。
脚本にポール・ハギスの名前があるのには、驚かされました (^^;;
IMDbでも平均8.1点で183位にランクインしていますから、シリーズで一番の評価のようですね。
個人的にも「ロシアより愛をこめて」ほどではありませんが、シリーズでも上位の出来だと感じました。
ただ、シリーズの見所の1つであるオープニング・クレジットの出来はシリーズでも最悪だったように思います。

しばらくはダニエル・クレイグのボンドが続くと思いますが、次回作にはもう少しユーモアや“お遊び”の要素も期待したいですね。
シリアスさを前面に出すだけなら、他の主人公で充分でしょう。
わざわざ“ジェームズ・ボンド”を名乗るのですから…。

この記事へのコメント

みのり
2007年05月26日 03:53
巷では最もボンドっぽいと評判のようですが、ダニエル・クレイグのボンドって、なんか違和感を感じます。 でも好演だったようですね。 <シルヴィア><ミュンヘン>で観たダニエルは、かなり繊細そうで、ボンドとはかけ離れた印象を受けました。
HOSHIO
2007年05月26日 04:14
おおっ。いつの間にか復活している!!

映画とはずいぶんご無沙汰してしまいました。来週は何か見に行きます。井川はまあ儲かったのだからいいのではないでしょうか。
タラララ(管理人)
2007年05月26日 13:55
>みのりさん
繊細な感じが、まだスパイに成り立てという初々しさを醸しています。
歴代ボンドのイメージとは違いますが、クレイグ・ボンドも悪くないですよ。
アクション映画としても水準以上の出来だと思うので、一度ご覧になって下さい (^^)

>HOSHIOさん
復活したと思ったら、今週末から仕事が祭り状態になりました (T_T)
でも、ブログはなるべく続けるようにします。
まあ、井川と阪神球団は儲かったので問題ないのでしょうが…。
2004年までの井川ならいざしらず、ヤンキースはここ2年の井川を買いかぶりすぎたのではないでしょうか。