chapter2604:キャスト・アウェイ

画像キャスト・アウェイ(2000)
CAST AWAY
監督:ロバート・ゼメキス
出演:トム・ハンクス、ヘレン・ハント、ニック・サーシー


チャック(ハンクス)は大手宅配便フェデックス社のシステム・エンジニア。
海外出張の多い彼はこの日もモスクワで仕事をこなしていました。
会社の輸送機で同僚のスタン(サーシー)と帰国したチャックは自宅のあるテネシー州のメンフィスへ。
恋人ケリー(ハント)とクリスマス休暇を過ごす予定でしたが、急遽出張が入り空港へ向かいます。
ところが、南太平洋上を飛行していた彼の飛行機が嵐に遭遇。
エンジン・トラブルも重なって飛行機は海上に不時着します。
何とか救命ボートに乗って助かったチャックが流れ着いたのは無人島だったのですが…。

1994年にアカデミー作品賞を受賞した「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクスが再びコンビを組んだ作品。
無人島で4年を過ごすことになる主人公を演じたハンクスが20キロ以上も減量したことでも話題になりました。
この年のアカデミー賞で主演男優賞にノミネートされましたが受賞は逃しています。

一度見ている作品ですが今回はレンタルしたブルーレイで鑑賞。
画質はDVDよりは良くなっていますが、ブルーレイとしてはそれなりでしょうか。

久しぶりに見直して意外だったのは無人島のシーンが印象より短かったことです。
144分という尺の9割は無人島のシーンだと思っていたのですが、せいぜい6~7割。
人の記憶はいい加減だと改めて思いました (^^;;

その無人島シーンでハンクスが演じた文字通りの一人芝居はお見事です。
漂着時のだらしない身体から引き締まったそれへの肉体改造も凄いですが、4年間のサバイバル生活を経たことを表現する目つきやちょっとした仕草の変化からも役者根性を感じます。
相棒のウィルソンを配することで島の生活の孤独さや過酷さを表現した脚本も上手いですね。

自分の評価は★★★★のお薦め。
冒頭の荷物配達シーンなど、カメラワークの面白さはゼメキス作品ならでは。
凝った特撮シーンをメインにせず、あくまで映画を盛り上げるための小道具として使っているのもゼメキス監督らしいところでしょう。
消費社会の批判という安易な方向に持っていかず、主人公の成長、挫折、新たな希望を描いた物語にしたことも成功していると思います。

○本日のオマケ
アラン・シルヴェストリによるテーマ曲です。

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