chapter2525:007/美しき獲物たち

画像今期のフィギュアスケートでアシュリー・ワグナーがショートプログラムの音楽にピンク・フロイドの「Shine On You Crazy Diamond」を使っているようです。

競技用にアレンジされたバージョンですが、かなりオリジナルの雰囲気は出ているのではないでしょうか。
フィギュアの使用曲はクラシックが中心でロックを使うことが珍しく、ましてプログレなんて自分は初めて聞きました。
アメリカの選手ですがソチでは応援したいと思います (^^;;


007/美しき獲物たち(1985)
A VIEW TO A KILL
監督:ジョン・グレン
出演:ロジャー・ムーア、クリストファー・ウォーケン、タニア・ロバーツ


007ジェームズ・ボンド(ムーア)はシベリアで死亡した003の遺体からICチップを回収。
ロンドンで調べたところ、それはアメリカ製の特殊チップをソ連がコピーしてゾリン社で作らせたものだと判明します。
M(ロバート・ブラウン)と国防大臣(ジョフリー・キーン)の命令を受けたボンドは国際的企業ゾリン社の社長マックス・ゾリン(ウォーケン)の身許を調べ始めます。
どうやら競馬でゾリンの所有馬が勝ち続けているため、フランスの競馬クラブが探偵(ジャン・ルージェリー)を雇って調査をしているようです。
まずボンドは探偵に接触して情報を得ることにします。
しかし、ボンドと会っている最中に探偵は殺し屋のメイ・デイ(グレイス・ジョーンズ)に殺されてしまいます。
そこでボンドはティベット卿(パトリック・マクニー)を相棒にゾリン主催の種牡馬オークションに参加することに。
内偵を進めたボンドはゾリンがアメリカ人の美女ステイシー・サットン(ロバーツ)に小切手を渡すのを目撃するのですが…。

「オクトパシー」の2年後に製作されたシリーズ第14作。
「死ぬのは奴らだ」で三代目ボンドとなったロジャー・ムーアにとって通算7作目であり、最後に主演したボンド映画になりました。

また1作目の「ドクター・ノオ」以来、Mの秘書ミス・マネーペニーを演じていたロイス・マクスウェルも本作で降板しています。
そのためか、彼女が正装をしてボンドたちと競馬場へ出掛けるという珍しいシーンも出てきます。

原作はイアン・フレミングの短編「バラと拳銃」ですが、例によってタイトルを借りただけ。
ストーリーはほぼ映画のオリジナルです。
世界情勢が変化していた時期の作品なので007の敵も数年後に崩壊するソ連ではなく、そのソ連を裏切った世界的企業のボスという設定。
結果的に共通の敵となったゾリンを倒したことで、007がソ連から勲章を受けるというオチになっていたりします (^^;;

アバンタイトル部分の雪上チェイスなど、相変わらずアクション・シーンは派手ですし、ムーア・ボンドらしいユーモラスな要素もタップリです。
ただ当時としては珍しかったスノーボードのシーンになるとビーチボーイズの曲が流れたりで、ギャグは悪のりしすぎな面も。
それに撮影時は57歳だったムーアなので、ほとんどのアクション・シーンが吹替だと分かるのは興が削がれます。

自分の評価は★★★。
悪役の魅力で楽しめる内容で、特にグレイス・ジョーンズのメイ・デイは強烈。
かつてリチャード・キールが演じたジョーズ並のインパクトを残す、歴代でも屈指の悪役キャラクターでしょう。
どことなくチンピラっぽくて大物の感じはしませんが、クリストファー・ウォーケンも悪くありません。
はしご車を使ったカーチェイスなど、見せ場も多いので最後まで退屈はしないはずです。

○本日のオマケ
デュラン・デュランが歌った主題歌「A View To A Kill」です。

この記事へのコメント

トースケ
2013年12月30日 21:30
フロイドの演奏ではないみたいだけれど、でもちょっと応援したくなりました.特に日本勢に思い入れがあるわけでもないですし.
このおねーさん、真剣な顔になると怖いけど、笑うとかなり美人ですよね(笑)

ワタシも正月なにも予定がありません.「ゼロ・グラビティ」を観る、以外には.
来年もよろしくお付き合いのほど、お願いいたします.
タラララ
2013年12月31日 09:15
バイオリンが入ってますし、オリジナルではないですよね。
でもギターの音を含めて、いい感じだと思います。
歌もOKのエキシビションではジェネシスを聞いたような気がしますが、それ以外でプログレは初めて聞きました。
別嬪さんですし自分も応援します。

「ゼロ・グラビティ」はご家族で是非 (^^;;
こちらこそ来年もよろしくお願いします。