chapter2457:ロマンシング・アドベンチャー キング・ソロモンの秘宝

画像日曜洋画劇場、1989年1~3月分の放映リスト。
〈 〉内は放送時のタイトル、(再)は再放送です。

1月1日「コマンドー」(1985)
 監督:マーク・L・レスター、出演:アーノルド・シュワルツェネッガー
1月15日「特攻野郎Aチーム/必殺!最後の大血戦」(1985)
 監督:クレイグ・R・バクスリー、出演:ジョージ・ペパード
1月22日「シーナ」(1984)
 監督:ジョン・ギラーミン、出演:タニア・ロバーツ
1月29日「ロサンゼルス」(1982)
 監督:マイケル・ウィナー、出演:チャールズ・ブロンソン
2月5日「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)
 監督:ロバート・ゼメキス、出演:マイケル・J・フォックス
2月19日「ロマンシング・アドベンチャー キング・ソロモンの秘宝(再)」(1985)
 監督:J・リー・トンプソン、出演:リチャード・チェンバレン
2月26日「殺しの季節〈マイアミ殺人事件〉」(1985)
 監督:フィリップ・ボーソス、出演:カート・ラッセル
3月5日「ナチュラル」(1984)
 監督:バリー・レヴィンソン、出演:ロバート・レッドフォード
3月12日「アラン・ドロンのゾロ(再)」(1974)
 監督:ドゥッチオ・テッサリ、出演:アラン・ドロン
3月19日「ストライク・コマンドー〈地獄のバトルコマンドー〉」(1986)
 監督:ヴィンセント・ドーン、出演:レブ・ブラウン
3月26日「エマニュエル」(1984)
 監督:フランシス・ルロワ、出演:ミア・ニグレン

DVD化されているのは「コマンドー」「特攻野郎Aチーム/必殺!最後の大血戦」「シーナ」「ロサンゼルス」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ロマンシング・アドベンチャー キング・ソロモンの秘宝」「ナチュラル」「アラン・ドロンのゾロ」「エマニュエル」の9本です。


ロマンシング・アドベンチャー キング・ソロモンの秘宝(1985)
KING SOLOMON'S MINES
監督:J・リー・トンプソン
出演:リチャード・チェンバレン、シャロン・ストーン、ハーバート・ロム


第二次大戦中、ドイツ軍のボックナー大佐(ロム)とトルコ商人ドガティ(ジョン・リス・デイヴィス)はソロモン王の財宝の在り処が記されている像を発見。
解読のために考古学者のヒューストン教授(バーナード・アーチャード)を誘拐します。
これを知った教授の娘ジェシー(ストーン)は冒険家のアラン・クォーターメイン(チェンバレン)を雇ってアフリカへ。
クォーターメインの従者ウンボポ(ケン・ガンプ)と3人でドンゴラの町に到着します。
大佐たちが教授を連れて財宝の隠し場所へ移動すると知った3人は汽車に潜り込むのですが…。

H・ライダー・ハガードが書いた冒険小説の古典「ソロモン王の洞窟」をJ・リー・トンプソンで監督した冒険活劇。
製作年から見ると「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」などと同じく、明らかに大ヒットした「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」の便乗企画ですね (^^;;
ただし、アラン・クォーターメインが主人公の映画はサイレント時代から作られていて、この「ソロモン王の洞窟」の映画化も本作が3度目。
原作が「インディ・ジョーンズ」シリーズの原型になった作品の1つだということは間違いないでしょう。

ハガードの「アラン・クォーターメイン」シリーズは邦訳もされていて日本でも人気のある小説ですが、この映画自体はかなり「魔宮の伝説」を意識しているようです。
山場の連続で10分に一度ぐらいの割合で爆破シーンが出てくるド派手な作り。
全体的にコメディ・タッチなのもそうでしょう。

もっとも、だから面白いかと言われるとそうでもありません。
ほとんどのギャグは不発ぎみ。
アクション・シーンも『とにかく派手ならいいだろう』という感じで一本調子です。
70年代以降のJ・リー・トンプソン監督にありがちなメリハリのない作品になってしまいました。

シャロン・ストーンが有名になる前なので、“か弱い女性”を演じているのは珍しくて見ものですが、ギャーギャーと煩いだけ。
リチャード・チェンバレンやハーバート・ロムもイマイチで、この出来で「キング・ソロモンの秘宝2 幻の黄金都市を求めて」という続編が作られたのは驚くしかありません。
自分の評価は★★の凡作です。

○本日のオマケ
ジェリー・ゴールドスミスによるテーマ曲
音楽の格好良さだけなら「レイダース」と互角だと思います。

この記事へのコメント

かわうそ
2013年08月27日 21:47
この映画、とにかく「インディ」の上を行こうととにかく見せ場を作ろうと必死なのが伝わってきて、それが逆に観客を引かせる感じだったと思います。
記憶が確かならば列車の線路でアラン・クォーターメインが”ウォータースキー”をやっていたような・・・ちょっとやり過ぎで笑いました。

シャロン・ストーンは全く記憶にないんですよね。
「トータル・リコール」の時の存在感はハンパなかったんですが(^-^)
タラララ
2013年08月28日 08:43
本当に見せ場だけは多いのですが、全然面白くないという (^^;;
線路でウォータースキー、してましたね。
他にも複葉機のチキンレースとか、大釜が転がったりとか、ちょっとやり過ぎかも知れません。

シャロン・ストーンは叫ぶだけなので…。
80年代の映画のヒロインとしては記憶に残らないのではないでしょうか。