chapter2359:ポルターガイスト

画像ゴールデン洋画劇場、1987年1~3月分の放映リスト。
(再)は再放送です。

1月10日「スパルタンX」(1984)
 監督:サモ・ハン・キンポー、出演:ジャッキー・チェン
1月17日「北の螢」(1984)
 監督:五社英雄、出演:仲代達矢
1月24日「ストローカーエース」(1983)
 監督:ハル・ニーダム、出演:バート・レイノルズ
1月31日「ポルターガイスト(再)」(1982)
 監督:トビー・フーパー、出演:クレイグ・T・ネルソン
2月7日「刑事物語2 りんごの詩」(1983)
 監督:杉村六郎、出演:武田鉄矢
2月14日「カプリコン・1」(1977)
 監督:ピーター・ハイアムズ、出演:エリオット・グールド
2月21日「ガンジー」(1982)
 監督:リチャード・アッテンボロー、出演:ベン・キングズレー
2月28日「オフサイド7」(1979)
 監督:ジョルジ・パン・コスマトス、出演:ロジャー・ムーア
3月7日「カンニング・モンキー 天中拳(再)」(1978)
 監督:チェン・チー・ホワ、出演:ジャッキー・チェン
3月14日「ネバー・クライ・ウルフ」(1983)
 監督:キャロル・バラード、出演:チャールズ・マーティン・スミス
3月21日「大脱走(再)」(1963)
 監督:ジョン・スタージェス、出演:スティーブ・マックィーン
3月28日「翔んだカップル(再)」(1980)
 監督:相米慎二、出演:薬師丸ひろ子

DVD化されているのは「スパルタンX」「北の螢」「ストローカーエース」「ポルターガイスト」「刑事物語2 りんごの詩」「カプリコン・1」「ガンジー」「カンニング・モンキー 天中拳」「大脱走」の9本。
何と「大脱走」は6度目の再放送です (^^;;


ポルターガイスト(1982)
POLTERGEIST
監督:トビー・フーパー
出演:クレイグ・T・ネルソン、ジョベス・ウィリアムズ、ビアトリス・ストレイト


不動産会社のトップ・セールスマン、スティーヴ・フリーリング(ネルソン)の一家は自社が販売してる新興住宅地“クエスタ・ベルデ”へ引っ越してきます。
家族は妻のダイアン(ウィリアムズ)、16歳の長女ダナ(ドミニク・ダン)、7歳の長男ロビー(オリヴァー・ロビンス)、5歳の次女キャロル・アン(ヘザー・オルーク)の5人。
ある夜、放送が終了して砂嵐しか映っていないテレビにキャロル・アンが話し掛けていました。
子供の頃に夢遊病だったダイアンは遺伝だと考えますが、それ以来、家には不思議な出来事が起こるようになります。
朝食を食べていたロビーのコップが割れてスプーンとフォークがねじ曲がったり、誰も触れていない食卓の椅子が勝手に移動したりするのです。
数日後の嵐の夜、伸びてきた庭の木が窓を突き破り、寝ていたロビーを捕まえるという事件が発生。
何とかスティーヴが助け出しますが、その間にキャロル・アンが子供部屋のクローゼットに吸い込まれてしまうのですが…。

スティーヴン・スピルバーグの原案・脚本を「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパーが監督したホラー映画。
もっとも、同時期に「E.T.」を撮影していたスピルバーグが『同時期に2作を監督できない』という契約条項に違反しないようフーパーを監督に立てただけ。
実質的にはプロデューサーとクレジットされているスピルバーグの監督作であるのは有名な話でしょう。
ちなみにロケ地も「E.T.」とすぐ近くだったようです。

自分がこの映画を初めてみたのは20数年前のビデオで、当時はそういう裏事情も知りませんでした。
見終わった感想は、『完全にスピルバーグの映画』というもの。
「悪魔のいけにえ」で知ったフーパーらしさが全くなかったことにガッカリしたことを思い出します。
と言っても、10年ほど前にはDVDで見ていますし決して嫌いな映画ではありません。
今回、久しぶりにブルーレイで鑑賞したのですが…。

正直な感想は『あれ?こんなに詰まらない映画だったっけ?』というもの。
いかにも金を掛けましたというクライマックスだけは初見時から苦笑した記憶がありますが、それ以外はもう少し楽しめたはず。
ところが、全然面白くないのです。
女性の霊能者が出てくることすら忘れていたので、3度目の鑑賞というハンディはほとんどなかったのですが…。

自分の評価は★★の凡作。
年代を考えると特撮は頑張っていて、ちゃんと見せ場になっていると思います。
しかし、出来の良い特撮シーンが怖さに繋がっていないのはホラー映画として致命的。
スピルバーグの才能は大いに買っている自分ですが、ことホラーに関しては当てはまらないということでしょう。
こういう映画にまで“家族愛”を持ち出してくるのもスピルバーグの悪い癖。
アカデミー作曲賞にノミネートされたジェリー・ゴールドスミスの音楽を持ってしても退屈なホラーでした。

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