chapter2297:ダウンタウン

画像ダウンタウン(1990)
DOWNTOWN
監督:リチャード・ベンジャミン
出演:アンソニー・エドワーズ、フォレスト・ウィッテカー、ペネロープ・アン・ミラー


フィラデルフィア警察の制服警官アレックス(エドワーズ)はパトロール中に猛スピードで走るポルシェを発見。
彼は追跡を開始し、豪邸に入ったところでポルシェから降りてきたスイート(デヴィッド・クレノン)に違反切符を切ります。
ところが、スイートはフィラデルフィアでも有名な実業家でした。
しかも亡くなった父親が優秀な警官で、彼自身も警察の委員をしていたため警察の上層部にも顔が利く人物だったのです。
翌日、署長(フランク・マッカーシー)から呼び出されたアレックスはダイアモンド・ストリート署に左遷されてしまいます。
ダウンタウンのど真ん中にあるダイアモンド署の治安の悪さは警官仲間でも有名。
署へ赴任したアレックスはいきなり銃撃戦に巻き込まれてしまいます。
逮捕した強盗を仲間たちが警察署まで奪い返しに来たのでした。
この混乱した状況を収めたのはダイアモンド署で一番の敏腕刑事カーレン(ウィッテカー)。
彼に憧れたアレックスは迷惑がるカーレンについて回り、優秀な警官のノウハウを学ぼうとするのですが…。

元ジェームズ・キャメロン夫人で「ターミネーター」シリーズや「エイリアン2」を製作したゲイル・アン・ハードがプロデュースした刑事アクション。
監督は「ウエストワールド」などに出演していた役者上がりのリチャード・ベンジャミンです。
アンソニー・エドワーズとフォレスト・ウィッテカーの主役コンビに惹かれて見てみたのですが、エドワーズが「ER」出演前だったこともあって日本では劇場未公開だったようです。

凶悪犯罪のないアップタウンの警官が治安が最低のダウンタウンの警察署へやって来る…というストーリー。
ちょうど「リーサル・ウェポン」シリーズがヒットしていた頃の作品で、エディ・マーフィ主演の「ビバリーヒルズ・コップ」を逆にしたような設定です。

ただし、白人警官と黒人刑事コンビという設定はありふれていますし、凄腕刑事と新米警官という組み合わせも珍しくありません。
基本的にコメディ・タッチですが途中にシンミリさせるようなシーンがあるのも、この手の映画としてはお約束。
まだ本筋に入っていない段階で登場したデヴィッド・クレノンが黒幕であろうと、容易に想像できるようにストーリーも平凡です。
バディ・ムービーとしては全くユニークなところのない作品でしょう。

それでも90分強と短いこともあって、最後まで退屈しませんでした。
リチャード・ベンジャミン監督の演出も見せ場こそありませんが、鑑賞の邪魔にもなっていません。
ハリウッド映画らしく、ベンツやポルシェを平気でぶっ壊すのも良いですね (^^;;
アンソニー・エドワーズとフォレスト・ウィッテカーのキャラクターの勢いだけで乗り切ったような映画で、数ヶ月後には内容すら忘れていると思いますが、自分の評価は★★★です。

この記事へのコメント

HOSHIO
2012年12月31日 00:14
今年は新作での5つ☆は(★含む)ありませんでしたね。
今年もいろいろありがとうございました。
これから下り坂はますますキツくなりそうな私ですが来年もよろしくお付き合いください。

阪珍はしばらくダメそうですが、よいお年をお迎えください!
タラララ
2012年12月31日 15:29
自分の今年のベストは唯一★★★★★だった「ダーク・シャドウ」にしました。
阪珍は一時期の読売みたいな補強の仕方でゲンナリしています。
もし、これで優勝しても何だかなぁ…。

こちらこそ色々とありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。