chapter2127:タクシードライバー

画像月曜ロードショー、1982年10~12月分の放映リスト。
〈 〉内は放送時のタイトル、(再)は再放送です。

10月4日「エレファント・マン」(1980)
 監督:デヴィッド・リンチ、出演:ジョン・ハート
10月11日「テンタクルズ」(1977)
 監督:オリヴァー・ヘルマン、出演:ジョン・ヒューストン
10月18日「呪われた毒々魚 ~人類滅亡の危機~〈バラクーダ〉」(1978)
 監督:ハリー・カーウィン、出演:ウェイン・デヴィッド・クロフォード
10月25日「死亡の塔」(1980)
 監督:ウー・スー・ユエン、出演:ウォン・チェン・リー
11月1日「地震列島」(1980)
 監督:大森健次郎、出演:勝野洋
11月15日「アパッチ砦ブロンクス」(1981)
 監督:ダニエル・ペトリ、出演:ポール・ニューマン
11月22日「青春グラフィティ スニーカーぶるーす」(1981)
 監督:河崎義祐、出演:近藤真彦
11月29日「少林寺木人拳」(1977)
 監督:チェン・チー・ホワ、出演:ジャッキー・チェン
12月6日「激動の昭和史 軍閥」(1970)
 監督:堀川弘通、出演:小林桂樹
12月13日「タクシードライバー(再)」(1976)
 監督:マーティン・スコセッシ、出演:ロバート・デ・ニーロ
12月20日「激走!5000キロ(再)」(1976)
 監督:チャック・ベイル、出演:マイケル・サラザン
12月27日「007/黄金銃を持つ男(再)」(1974)
 監督:ガイ・ハミルトン、出演:ロジャー・ムーア

DVD化されているのは「エレファント・マン」「テンタクルズ」「死亡の塔」「地震列島」「少林寺木人拳」「激動の昭和史 軍閥」「タクシードライバー」「007/黄金銃を持つ男」の8本。
「激走!5000キロ」はネット限定のオンデマンドDVDで発売されています。


タクシードライバー(1976)
TAXI DRIVER
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ハーヴェイ・カイテル


不眠症で眠れなくなった元・海兵隊のトラヴィス(デ・ニーロ)は夜勤のタクシー運転手となります。
黒人の乗車を拒否したり、危険な地域を走らない運転手仲間もいますが、彼は客も場所も選びません。
そんなトラヴィスは大統領候補パランタイン上院議員(レオナルド・ハリス)の選挙スタッフ、ベッツィ(シェパード)に一目惚れしてしまいます。
ある日、意を決した彼はボランティアを装って選挙事務所へ行ってみることに。
ベッツィの同僚トム(アルバート・ブルックス)から警戒されますが、食事に誘うことに成功。
さらに映画を見に行く約束まで取り付けるのでした。
ところが、初デートでトラヴィスが選んだのがポルノ映画だったため、ベッツィは怒って帰ってしまいます。
それ以来、彼女は電話にも出てくれず、贈った花も突き返されます。
逆ギレしたトラヴィスは選挙事務所へ乗り込むのですが…。

1976年のカンヌ映画祭でパルム・ドールを獲得し、マーティン・スコセッシの名を一躍知らしめることになった作品。
同じ年のアカデミー賞では作品賞など4部門にノミネートされましたが、こちらは無冠に終わります。
「ゴッドファーザーPART II」で注目されたデ・ニーロや、ほとんど無名だったハーヴェイ・カイテルとジョディ・フォスターの出世作にもなりました。

公開当時は主人公の過激な行動と暴力描写が話題になった作品です。
自分も30年以上も前に初めて見た時はクライマックスで衝撃を覚えましたが、久しぶりに見直してみるとそれほどではありません。
むしろ最近の映画に比べると穏和しいぐらいで、時の流れを感じてしまいました (^^;;
それでもロバート・デ・ニーロが撒き散らす“狂気”は他の映画の追随を許しません。

贔屓のジョディを初めて知った作品ということや、名作曲家バーナード・ハーマンの遺作となったことで、個人的には忘れられない1本。
自分の評価は★★★★のお薦めです。

○本日のオマケ
バーナード・ハーマン作曲でトム・スコットのサックスをフューチャーしたテーマ曲です。

この記事へのコメント

トースケ
2014年12月16日 23:34
先日録画してあったのを今日観ました.
もう30年以上前にTVで観たきりなので内容はまったく忘れていたので初見のようなものです.
ベトナム戦争の混迷を感じさせて「時代」だなぁと思いました.
なぜか「地獄の黙示録」とイメージが重なりました.
J.フォスターが初々しい(当然ですが)のに、堂々としていて、大器を感じさせますね.でもやっぱり「コンタクト」の頃が好きだなぁ.
タラララ
2014年12月17日 13:24
直接的、間接的にベトナム戦争を描いた映画が当時は多かったですね。
「地獄の黙示録」とイメージが重なるのはもっともだと思います。
まさかジョディがこんな大女優になるとは…。
てっきり自分は“天才子役は大成しない”のパターンだと思ってました (^^;;