chapter2070:大地震(1974)

画像月曜ロードショー、1981年10~12月分の放映リスト。
(再)は再放送です。

10月5日「大地震」(1974)
 監督:マーク・ロブソン、出演:チャールトン・ヘストン
10月12日「タクシードライバー」(1976)
 監督:マーティン・スコセッシ、出演:ロバート・デ・ニーロ
10月19日「007は二度死ぬ(再)」(1967)
 監督:テレンス・ヤング、出演:ショーン・コネリー
10月26日「ファンタズム」(1979)
 監督:ドン・コスカレリ、出演:マイケル・ボールドウィン
11月9日「エクソシスト2」(1977)
 監督:ジョン・ブアマン、出演:リチャード・バートン
11月16日「サウス・ダコタの戦い」(1976)
 監督:アーヴィン・カーシュナー、出演:リチャード・ハリス
11月23日「マイ・ライフ」(1978)
 監督:リチャード・T・ヘフロン、出演:ジョアン・ウッドワード
11月30日「ワン・オン・ワン」(1977)
 監督:ラモント・ジョンソン、出演:ロビー・ベンソン
12月7日「コンドル」(1975)
 監督:シドニー・ポラック、出演:ロバート・レッドフォード
12月14日「戦争と友情」(1978)
 監督:ハンク・マイルストン、出演:ジョージ・ペパード
12月21日「名探偵登場」(1976)
 監督:ロバート・ムーア、出演:ピーター・フォーク
12月28日「アウトローブルース」(1977)
 監督:リチャード・T・ヘフロン、出演:ピーター・フォンダ

DVD化されているのは「大地震」「タクシードライバー」「007は二度死ぬ」「ファンタズム」「エクソシスト2」「コンドル」「名探偵登場」の7本。
「ワン・オン・ワン」はネット限定のオンデマンドDVDで発売、「アウトローブルース」はTSUTAYA限定でレンタルされています。


大地震(1974)
EARTHQUAKE
監督:マーク・ロブソン
出演:チャールトン・ヘストン、エヴァ・ガードナー、ジョージ・ケネディ


建築家のスチュワート・グラフ(ヘストン)は義父サム(ローン・グリーン)が経営する建設会社の副社長。
しかし、妻のレミー(ガードナー)との仲は冷え切っていて、スチュワートの気持ちはデニス(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド)に傾いています。
建設現場で事故死した技師の未亡人デニスは、女手一つで幼い息子のコリー(タイガー・ウィリアムズ)を育てていたのです。
その朝もスチュワートはプレゼントをコリーに渡すため、出勤前にデニスの家へ行こうとしていました。
これを知ったレミーは睡眠薬を大量に飲んだふりをして夫を引き留めようとしますが、その時にマグニチュード3の地震が発生。
レミーが驚いて飛び起きたため彼女の狂言がばれてしまいます。
嫉妬するレミーを軽蔑するように見たスチュワートはそのままデニスの家へ向かうのでした。
同じ頃、地震研究所の観測データは48時間以内にマグニチュード7以上の地震が起きる可能性があることを示していました…。

センサラウンド方式の第1作目として公開されたパニック映画で、日本でも1974年の12月に正月映画として公開されて大ヒット。
1975年のパニック映画ブームの起爆剤となった1本です。
チャールトン・ヘストンとジョージ・ケネディは同じ正月映画だった「エアポート'75」にも出演していたため、自分の中では“頼れる男”というイメージが出来上がりました (^^;;

劇場公開時にセンサラウンド方式で鑑賞した時は本当に驚いた作品です。
センサラウンド方式で体に響く重低音の凄さは、現在の映画館で体感できるそれの比ではありません。
思い出補正が掛かっているかも知れませんが、体全体が揺れていたように記憶しています。
シネラマと並んで今は使われなくなったシステムですが、可能ならばもう一度体験してみたいですね。

そのセンサラウンドが発動するのは本震、余震とその後のダム決壊シーンの3箇所だったように思います。
もちろんここが映画の最大の見せ場ですが、家庭で見てしまうと拍子抜けでしょう。
大規模なセットを壊すシーンは頑張っていますし、ミニチュアの出来も悪くはないのですが…。

自分の評価は★★★。
今回久しぶりに見直してみると記憶よりもドラマ部分は楽しめました。
しかし肝心の災害シーンが迫力不足ですし、ビルが崩れ落ちて地面がひび割れるような地震の中を走って逃げていたりで、突っ込みどころも少なくありません。
センサラウンド方式だともう1つ★をプラスしたいところですが、DVDの鑑賞ではこれが精一杯。
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドとヴィクトリア・プリンシパルは可愛いんですけどね (^^;;

○本日のオマケ
ジョン・ウィリアムズ作曲のメインテーマです。

この記事へのコメント

Jun
2012年03月31日 18:14
>センサラウンド方式だともう1つ★をプラスしたいところですが、DVDの鑑賞ではこれが精一杯。

ですよね。仕掛けもそうですが、70mmの大画面を利用した引きの画が大半なので、劇場の大画面で見ないことには。小さなTV,PCモニターの画面では人間の顔が米粒大になってしまいます。
センサラウンドは腹にドン・ドンと響く感じですね。地震が始まって地響きが鳴り始めた時は「来たぞっ!」って感じでした。
ラストでヘストン自身が犠牲になって下水流に流されていくシーンは非常に切なかった。名シーンだと私は思います。
非常に好きな作品です。(伏線の張り方などは、ヒッチの「鳥」だとか、"Final Destination"に近かったりもします。)
タラララ
2012年03月31日 20:34
特にこの映画はセンサラウンドでないと面白みは伝わらないでしょうね。
もう一度体験してみたいですが、シネコンが主流の現状では無理でしょうね。
下手をすると全館がセンサラウンドになりかねませんから (^^;;