chapter1833:007/ドクター・ノオ

画像月曜ロードショー、1976年4~6月分の放映リスト。
(再)は再放送です。

4月5日「007/ドクター・ノオ」(1962)
 監督:テレンス・ヤング、出演:ショーン・コネリー
4月12日「シシリアン」(1969)
 監督:アンリ・ヴェルヌイユ、出演:ジャン・ギャバン
4月19日「バニシング・ポイント」(1971)
 監督:リチャード・C・サラフィアン、出演:バリー・ニューマン
4月26日「あなただけ今晩は」(1963)
 監督:ビリー・ワイルダー、出演:ジャック・レモン
5月3日「マッケンジー脱出作戦」(1970)
 監督:ラモント・ジョンソン、出演:ブライアン・キース
5月10日「続・夜の大捜査線」(1970)
 監督:ゴードン・ダグラス、出演:シドニー・ポワチエ
5月17日「太陽のならず者」(1966)
 監督:ジャン・ドラノワ、出演:ジャン・ギャバン
5月24日「レマゲン鉄橋(再)」(1969)
 監督:ジョン・ギラーミン、出演:ジョージ・シーガル
5月31日「続・荒野の七人」(1966)
 監督:バート・ケネディ、出演:ユル・ブリンナー
6月7日「ホット・ロック」(1972)
 監督:ピーター・イエーツ、出演:ロバート・レッドフォード
6月14日「華やかな情事」(1968)
 監督:リチャード・レスター、出演:ジョージ・C・スコット
6月21日「プレイガール陥落す」(1962)
 監督:デヴィッド・スウィフト、出演:グレン・フォード
6月28日「荒野の用心棒(再)」(1964)
 監督:セルジオ・レオーネ、出演:クリント・イーストウッド

DVD化されているのは「007/ドクター・ノオ」「シシリアン」「バニシング・ポイント」「あなただけ今晩は」「マッケンジー脱出作戦」「続・夜の大捜査線」「レマゲン鉄橋」「続・荒野の七人」「ホット・ロック」「荒野の用心棒」の10本です。


007/ドクター・ノオ(1962)
DR. NO
監督:テレンス・ヤング
出演:ショーン・コネリー、ウルスラ・アンドレス、ジョセフ・ワイズマン


キングストンにあるイギリス情報部・MI6のジャマイカ支局が定期連絡中に応答がなくなります。
アメリカのケープ・カナベラルから発射されるロケットが妨害電波によって軌道を狂わせられる事件が発生しており、ジャマイカ支局はアメリカと協力してその調査をしていたのです。
次のロケット打ち上げが数日後に迫っていたため、事態を重視したMI6は007ことジェームズ・ボンド(コネリー)を派遣します。
キングストンに到着したボンドは迎えに来た運転手(レジー・カーター)を偽物だと見破りますが、あえて罠にかかることに。
格闘の末、ボンドは男を拘束しますが、彼は服毒自殺してしまいました。
事件の手掛かりを求めて、ボンドはジャマイカ支局長が最後に会っていた地質学者のデント教授(アンソニー・ドーソン)から話を聞くのですが…。

日本では「007は殺しの番号」という邦題で初公開された、記念すべき007シリーズの第1作。
邦題はリバイバル時から、原題通りの「ドクター・ノオ」に改題されています。
イアン・フレミングの原作シリーズは、かのJFKが愛読していたというベストセラー。
「ドクター・ノオ」はこの年の世界興行成績で1位になるヒットを記録し、映画もシリーズ化されることになります。

さて、映画化第1作ということで後のシリーズ作品とはかなり雰囲気が違っています。
まだアバンタイトルもありませんし、モーリス・ビンダーがデザインしたオープニングもアッサリしています。
シリーズの楽しみの1つである主題歌もありません。
M(バーナード・リー)やミス・マネーペニー(ロイス・マクスウェル)のシリーズのレギュラーは登場しますが、武器調達係(ピーター・バートン)はQと呼ばれていません。
ドクター・ノオの秘密基地などはチャチくて、まだ1作目はB級(低予算)映画だったことが分かります。

しかし、最大の違いはボンドカーはおろか2作目の「ロシアより愛をこめて」で使われた秘密兵器も登場しないことでしょう。
自身の身体能力の高さと機転で窮地を乗り切るボンドはカッコいいですし、後の作品と比べるとリアリティがあります。
そのため、今見ると多少古臭い描写があっても最後まで退屈せずに楽しめました。
自分の評価は★★★です。

久しぶりに見直したのですが、ドクター・ノオが原子炉を使っていたことはスッカリ忘れていました。
ボンドに破壊された原子炉がメルトダウンして大爆発…というラストは、今見るとちょっと複雑なものがあります (^^;;

○本日のオマケ
モンティ・ノーマン作曲のご存じ「ジェームズ・ボンドのテーマ」です。

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