chapter1831:633爆撃隊

画像土曜映画劇場、1976年1~3月分の放映リスト。
(再)は再放送です。

1月3日「殺人ブルドーザー」(1974)
 監督:ジェリー・ロンドン、出演:クリント・ウォーカー
1月10日「空軍大戦略・前編(再)」(1969)
 監督:ガイ・ハミルトン、出演:ローレンス・オリヴィエ
1月17日「空軍大戦略・後編(再)」(1969)
 監督:ガイ・ハミルトン、出演:ローレンス・オリヴィエ
1月24日「荒野のストレンジャー」(1972)
 監督:クリント・イーストウッド、出演:クリント・イーストウッド
1月31日「殺しのダンディ」(1968)
 監督:アンソニー・マン、出演:ローレンス・ハーヴェイ
2月7日「女ガンマン 皆殺しのメロディ」(1971)
 監督:バート・ケネディ、出演:ラクエル・ウェルチ
2月14日「おかしなおかしな戦争野郎」(1969)
 監督:ジーン・ネルソン、出演:ケン・ベリー
2月21日「もういちど愛して」(1971)
 監督:ジャック・ドレー、出演:アラン・ドロン
2月28日「二つの顔を持つ女 整形美女の復讐」(1973)
 監督:リー・フィリップス、出演:ストッカード・チャニング
3月6日「633爆撃隊」(1964)
 監督:ウォルター・E・グローマン、出演:クリフ・ロバートソン
3月13日「君は銃口 俺は引金」(1968)
 監督:リチャード・ドナー、出演:サミー・デイヴィスJr.
3月20日「ジブラルタル海峡」(1967)
 監督:ビリー・ムーア、出演:ジョン・カールセン
3月27日「恐竜100万年」(1966)
 監督:ドン・チャフィ、出演:ラクエル・ウェルチ

DVD化されているのは「空軍大戦略」「荒野のストレンジャー」「女ガンマン 皆殺しのメロディ」「633爆撃隊」「恐竜100万年」の5本です。

633爆撃隊(1964)
633 SQUADRON
監督:ウォルター・E・グローマン
出演:クリフ・ロバートソン、ジョージ・チャキリス、マリア・ペルシー


Dデイも近い1944年、ドイツ軍はイギリスを攻撃するためヨーロッパ各地にロケット基地を建設。
個々の基地を爆撃するには効率が悪いため、イギリスはノルウェーにある燃料工場を破壊する作戦を立てます。
サトン・クラドック空軍基地のグラント中佐(ロバートソン)率いる633爆撃隊が任務に当たることになりました。
作戦の協力者としてノルウェー地下組織のリーダー、エリク(チャキリス)が基地に到着します。
彼の情報によると工場は地下にあるため直接の爆撃は不可能で、背後にある断崖を崩さないと工場を破壊できません。
工場はリアス式の複雑な海岸沿いにあり、途中には多くの高射砲が配備されています。
しかも、工場から燃料が運び出されるのは17日後と時間もありませんでした。
こうして地形の似ているスコットランドで633爆撃隊の特訓が始まるのですが…。

フレデリック・E・スミスの小説を英米の合作で映画化した戦争映画。
機体が木製のイギリス空軍爆撃機“モスキート”を主役にした珍しい作品です。
1969年にはデヴィッド・マッカラム主演で「モスキート爆撃隊」という姉妹編も作られています。

映画にはモスキートの実機が大量に登場。
さすがに被弾して墜落するシーンや崖にぶつかって爆発するシーンなどはミニチュア撮影でしたが、出来が良いのであまり気になりません。
「スター・ウォーズ」のデススター攻撃シーンの元ネタと言われているクライマックスの工場爆破シーンはかなりの迫力です。

ただし、人物描写などのドラマ部分はお座なり。
チャキリスの妹マリア・ペルシーとクリフ・ロバートソンのロマンスが描かれますが、ありきたりで退屈です。
633爆撃隊のメンバーがロバートソン以外は、“その他大勢”という扱いだったことも残念。
副長は片手が義手だったり、インド人のパイロットがいたり、「大脱走」でお馴染みのアンガス・レニーが出演していたりと、バラエティに富んだ面々だっただけにもう少し個性が出ていれば、もっとクライマックスも盛り上がったように思いました。
まあ、ドラマ部分を抜いた戦争シーンだけでも楽しめるので自分の評価は★★★です。

○本日のオマケ
ロン・グッドウィン作曲のテーマ曲です。

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