chapter1624:炎のいけにえ

画像YMOがグリコポッキーのCMで復活するそうです。

記事を見る限りではアルバム「増殖」のパロディ風になっているのでしょうか。
そう言えば「増殖」のLP買ったなぁ…。
段ボールでパッケージされていたんでしたっけ、懐かしいですね~。
個人的には渡辺香津美が参加していた初期のライブが好きです (^^)


炎のいけにえ(1975)
MACCHIE SOLARI
監督:アルマンド・クリスピーノ
出演:ミムジー・ファーマー、バリー・プリマス、レイ・ラヴロック


太陽黒点の異常活動で猛暑が続くローマが舞台。
監察医のシモーナ(ファーマー)は父親(マッシモ・セラート)のマンションで独り暮らしをしていました。
ある夜、上の階に住むベティ(アンジェラ・グッドウィン)がシモーナを訪ねてきます。
ベティとは面識のなかったシモーナですが、彼女が住んでいるのは父親が愛人に与えた部屋だったため招き入れます。
父親宛の手紙を急いで出したいので封筒を分けて欲しいというのが、ベティの用件でした。
しかし翌朝、ベティは海辺で死体として発見されます。
検死をしたシモーナは彼女がピストル自殺をしたと判断しますが、ベティの兄で牧師のポール(プリマス)は自殺に見せかけた他殺だと主張。
しかも、彼は犯人がシモーナの父親ではないかと疑っていました…。

70年代初期に日本で人気があったミムジー・ファーマーとレイモンド・ラヴロックが共演したスリラー。
当時はアイドル人気があった2人ですが、これは典型的なジャーロ映画なのでエロとグロが満載です (^^;;

いきなりショッキングな自殺シーンの連続で始まる映画です。
カミソリで手首を切って自殺する女性、頭にビニール袋を被って川に飛び込む男性、ガソリンを撒いて車ごと焼身自殺する男性、子供を殺してから胸に当てたライフルの引金を引く男性…などなど。
そこにソラリゼーション処理した太陽コロナの映像が挿入され、太陽黒点の影響でローマに自殺者が増加しているという解説がされます。

続いて、主人公の仕事場の描写ですが、職業が監察医なので死体がいっぱい。
死体から取りだした内臓を秤で重さを量るシーンも出てきます。
さらに猛暑と働き過ぎが原因でノイローゼ気味の主人公が幻覚に襲われるシーンに。
腹や胸が切り開かれた死体が起き上がって動き出すシーンは、まるでゾンビ映画を見ているよう。
黒人男性の死体が白人女性の死体に覆い被さって○ァックを始めたのには、吹き出しましたけど (^^;;

ホラー映画のような導入部ですが、事故や自殺に見せかけた連続殺人事件を主人公の監察医が解決する…というのが、一応のストーリーです。
もっとも、犯人捜しのミステリーとして見てしまうとガッカリするでしょう。
ジャーロ映画らしい大胆な省略、というか説明不足なので、自分はシーン毎の関係を追いかけるのが精一杯。
ラストで意外な犯人が判明するのですが、それまでにヒントや伏線があるわけでもないので、驚くよりも脱力感が先に来ました (^^;;

自分の評価は★★の凡作。
とにかく説明が足りないので、単純なストーリーが物凄く難解になっていますね。
あれだけ意味ありげに取り上げていた太陽黒点も、結局、何の関係もなかったようですし…。
まあ、ストーリー云々ではなく扇情的な描写を楽しむ作品でしょうね。
死体と女性のヌードは多く出てくるので、ジャーロらしい1本だとは思います。

○本日のオマケ
エンニオ・モリコーネによるオープニング曲
不協和音に乗った女性のあえぎ声というか、うめき声が不気味なので、そういうのがダメな方はご注意を (^^;;

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