chapter1467:ホースメン(2008)

画像「午前十時の映画祭」が今日から始まりました。
http://asa10.eiga.com/

映画好きとしては応援したくなる企画なので、第2回、第3回と続くと良いですね。
その時は邦画もよろしくお願いします (^^)


ホースメン(2008)
HORSEMEN
監督:ジョナス・アカーランド
出演:デニス・クエイド、チャン・ツィイー、ルー・テイラー・プッチ


デトロイトのベテラン刑事エイダン・ブレスリン(クエイド)は数年前に妻を亡くしてから、2人の息子との間に溝ができていました。
長男のアレックス(テイラー・プッチ)はまだ幼いショーン(リアム・ジェームズ)の世話をしてくれますが、学校は休みがち。
父親として息子たちとコミュニケーションを取ろうとしますが、なかなか思うように時間が取れません。
ある日、凍った湖の真ん中で人の歯が大量に発見されます。
発見場所の近くの木には『Come and See(来たれ、見よ)』という言葉が書かれていました。
歯科法医学の専門家でもあるエイダンが呼び出され分析したところ、生きている人間から引き抜かれた歯だと分かります。
数日後、奇妙な器具に釣り針で吊り下げられた女性の死体が発見されます。
その現場にも『Come and See』という言葉が書かれていたのですが…。

マイケル・ベイ製作の連続猟奇殺人事件を題材にしたサスペンス・スリラー。
“アジアン・ビューティ”のチャン・ツィイーが不気味な犯人を演じたことで話題になりました。
基本的にこのブログではネタバレをしないようにしているので、どうしようか迷ったのですが…。
彼女が犯人役であることを“売り”にして宣伝してたようですし、自分もそれを知ったから見てみようと思ったので、ここまでのネタバレなら差し支えないですよね (^^;;

ただ、彼女は第一被害者の養女として登場するので、『ああ、被害者の娘が犯人なのね』と思ったことは確か。
また、彼女が犯人だと判明するシーンが衝撃的な映画の見せ場の1つになっているので、『知らない方が楽しめたかなぁ…』と思ったことも間違いありません。
知らなかった人、ごめんなさい m(_ _)m

さて、この映画は聖書の黙示録が重要なポイントになっています。
「黙示録の四騎士」に書かれている通りに殺人事件が起こる、いわゆる“見立て殺人”です。
欧米人なら「黙示録の四騎士」の内容は一般常識なのでしょうが、クリスチャンでない日本人の自分にはサッパリ。
一応、劇中で説明してくれていますが、セリフで聞いただけでは分かりにくいので、せっかくの“見立て”が半分も理解できませんでした (+_+)
同じ聖書の“見立て殺人”でも「セブン」は分かりやすかったのですが…。
まあ、これは自分の無学を責めるしかないでしょうね。

という訳でもないのですが、自分の評価は★★の駄作。
もし、“見立て”の内容を理解できていたとしても、ミステリー的な楽しみは味わえなかった気がします。
プロットに無理がありすぎるので、いくらでも突っ込める穴だらけの作品ですね、コレ。
途中で真犯人(?)の予想もつきましたし、あまりにもお粗末なストーリーだと思います。

特にクライマックスのシーンが酷い。
あのシチュエーションを単独で演出するのは物理的に不可能と言ってよいでしょう。
『きっとこの後にさらなる真相が明らかになるに違いない…』と続きを期待していたら、『えっ、これで終わりなの?』。

パッとしない役柄と言うものの、主演のデニス・クエイドが本当にパッとしないこともガッカリ。
チャン・ツィイーの“アブナイ犯人”ぶりが予想以上に嵌っていたので、非常にもったいないと思った作品でした。
前半の雰囲気は決して悪くなかったんですけどねぇ…。

この記事へのコメント

HOSHIO
2010年02月07日 10:17
東京ではこういうのも始まりました。
http://www.imageforum.co.jp/theatre/t_sche_001.html

「ソラリス」「ストーカー」「ノスタルジア」「サクリファイス」と4作品をスクリーンで見ていますが、どれももう一度見てみたいし未見の「鏡」も是非見たい。

でも、これから忙しいんです・・・(T_T)
タラララ
2010年02月07日 14:05
やっぱり東京だとこういう催しもあるんですね。
自分が知らないだけで、大阪でもしているのかも知れませんが…。
タルコフスキーは今、劇場で見たら寝ちゃいそうな気もしますけど (^^;;