chapter1476:労働組合宣言!!

画像スピードスケートの500メートルで長島選手が銀、加藤選手が銅メダルです。
http://mainichi.jp/enta/sports/10olympic/news/20100216k0000e050049000c.html

製氷作業がトラブったお陰で自分はライヴ観戦できました (^^;;

残念な訃報も…。
まずはナックのリード・ボーカル、ダグ・ファイガーの訃報です。
http://mainichi.jp/select/person/news/20100216dde041060043000c.html

ナックと言えば、この曲「My Sharona」ですね。
シングル・バージョンよりも、ギターソロが長いアルバム・バージョンでどうぞ。

そして小説家のディック・フランシスも…。
http://mainichi.jp/select/person/archive/news/2010/02/15/20100215dde041060065000c.html

シリーズ全てを読んではいませんが、彼の「競馬シリーズ」は当たり外れが少ないように思います。
特にシッド・ハレーが活躍する「大穴」と「利腕」は面白かった記憶があります。

お2人とも、ご冥福をお祈りします。


労働組合宣言!!(1959)
I'M ALL RIGHT JACK
監督:ジョン・ボールティング
出演:イアン・カーマイケル、テリー・トーマス、ピーター・セラーズ


第二次大戦が終わった頃のイギリス。
オックスフォード大学を卒業したスタンリー(カーマイケル)は幹部候補生の管理職として、色んな会社の就職試験を受けます。
ところが10日間で11社から断られてしまい、同居している叔母(マーガレット・ラザフォード)も呆れる始末。
叔父のトレスパーセル(デニス・プライス)が経営する軍需産業の“ミサイル社”に就職させてもらいますが、条件がつきました。
それは社長の甥であることは内緒にし、一社員として働くこと。
こうしてフォークリフトの運転手になったスタンリーは張り切って仕事をしますが、同僚たちは良い顔をしません。
ミサイル社では労働組合が力を持っているため、定時まで適当に働けばよいという社員が多く、彼らにはスタンリーが迷惑だったのです。
会社と組合が決めた労働協定を遵守して欲しいと、組合の責任者カイト(セラーズ)がスタンリーに注意しに来るのですが…。

これも“イーリング・コメディ”に分類される日本劇場未公開のイギリス映画。
DVDには「ピーター・セラーズの」というサブタイトルがついていますが、主役は「歩兵の前進」と同じイアン・カーマイケルです。
主人公のイアン・カーマイケルの他、リチャード・アッテンボロー、デニス・プライス、テリー・トーマスらの共演者も同じ。
全員が「歩兵の前進」と同じ役名の同じようなキャラクターで登場しますが、直接的なストーリーの繋がりはありません。
ただし、「歩兵の前進」と見ている人ならニヤリとする小ネタが、いくつかありますね。

さて、このDVDも決して字幕が良いとは言えません。
しかし、「歩兵の前進」ほど会話で笑わせる作品ではないので、まだ我慢できる範囲内でしょうか (^^;;

内容としては、本来なら労働者の権利を守るはずの労働組合が社会の妨げになっている…という風刺劇。
そこに軍需産業の上部と外国首脳の癒着が絡んできて、イギリス中が注目する大騒動に発展して…というストーリーです。

終盤は主人公がしがらみを振り払って筋を通そうとする展開になります。
もしこれがアメリカ映画なら、彼を不正と戦うヒーローとして扱いそうですが、そうならないのが面白い。
労働組合だけでなく、労使どちらも皮肉っているのも、あの「モンティ・パイソン」を生んだイギリスらしいです (^^;;

自分の評価は★★★。
主役ではありませんが、ピーター・セラーズに目が行くのは仕方のないところ。
他の作品ほどドタバタした演技をしていない分だけ、上手さが目立ちます。
特に妻と娘に家出されて落ち込むシーンでのペーソスあふれる演技は流石でした。
彼のファンなら見て損はない佳作だと思います。

○本日のオマケ
アル・サクソンが歌う主題歌「I'm All Right Jack」です。
何ということのないロックンロールですが、この曲、気に入りました (^^)

この記事へのコメント

行かない旅
2010年02月17日 00:25
字幕には問題アリですが、作品としては僕も結構お気に入りです。

実は「ピンク・パンサー」シリーズを見たときはあまりピンとこなかった
(ブレイク・エドワーズ監督はドタバタコメディに向いてないんではないか、
彼は艶笑コメディの「10(テン)」のほうが佳作だと思う)んですが、
この作品でピーター・セラーズにはすっかりハマってしまいました。

みんなを引き連れてさっそうと歩いているシーン、
組合員とこそこそ相談しながらどう転んでも抗議してくるシーン、
可笑しかったなぁ。
タラララ
2010年02月17日 17:32
>ブレイク・エドワーズ監督はドタバタコメディに向いてないんではないか
「グレートレース」がDVDで見直してみると以前の記憶よりも面白くなかったので、自分も秘かにそう思っていたりします (^^;;
まあ、「ピンク・パンサー」シリーズは自分も以前に見たきりなので、近いうちに見直してみようかと。

字幕は「歩兵の前進」が一番酷かったとのこと。
これでちょっと安心して他のも見れるかな (^^;;
トースケ
2010年02月17日 22:36
そうなのか、ダグ・ファイガーというのですね.
まだ若いのに….
デビュー当時「ビートルズの再来」と鳴り物入りでしたが、ワタシの知ってる曲は「マイシャローナ」だけ….もう30年も前ですね.でも不思議と古さを感じない曲です.
タラララ
2010年02月17日 23:06
デビューと次のアルバムは聴いていたはずですが、自分も「マイ・シャローナ」だけしか覚えていません (^^;;

>でも不思議と古さを感じない曲です
確かに今聴くと、同時期の曲には良くも悪くも“古さ”を感じるものが多いですが、この曲は違いますね。