chapter1396:死と処女〔おとめ〕

画像18年間探した財宝が発見されたというニュースです。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090926dde041030022000c.html

こりゃあ、日本の徳川埋蔵金が見つかる日が来るかも (^^;;


死と処女〔おとめ〕(1994)
DEATH AND THE MAIDEN
監督:ロマン・ポランスキー
出演:シガーニー・ウィーヴァー、ベン・キングズレー、スチュアート・ウィルソン


長年にわたる独裁政権が崩壊した直後の南米の某国。
新しい大統領の下、恐怖政治時代の指導者たちを断罪する委員会が設置されます。
ある嵐の夜、人里離れた岬の自宅に居たポリーナ(ウィーヴァー)は弁護士の夫ジェラルド(ウィルソン)が、その委員長に任命されたことをラジオのニュースで知ります。
彼女は独裁政権下で逮捕され拷問を受けた過去を持っていました。
ジェラルドが委員長に就任することで、夫婦に危害が及ぶのではないかとポリーナは不安になります。
彼女の不安を増幅させるかのように嵐で自宅は停電。
電話も不通になったところへ、1台の車がやって来ます。
身の危険を感じたポリーナはピストルを取り出して様子を窺いますが、降りてきたのはズブ濡れになった夫。
自家用車がパンクし困っていたところを通りがかりの車で送ってもらったのでした。
夫を乗せてきた医者のミランダ(キングズレー)はその場は帰りますが、夫婦が寝付いた頃にパンクしたタイヤを持参して再びやって来ます。
わざわざ届けに来てくれたミランダを夫は自宅へ招き入れますが、寝室で2人の会話を聞いていたポリーナに緊張が走ります。
ミランダは15年前に彼女を拷問した男の声や話し方にソックリだったのです…。

“処女”という字を“おとめ”と読ませる面白い邦題だと思ったのですが、「死と乙女」というシューベルトの曲に由来しているようです。
もっとも、クラシックに疎い自分は劇中で解説されるまで気づきませんでした。
と言うか、劇中で流れるのを聞いてもピンとこないので、自分は知らない曲ですね (^^;;

さて、ポリーナはミランダが拷問をした人物だと確信していますが、夫のジェラルドは半信半疑です。
いや、拷問のトラウマで何かと普段から怯えている妻を知っているので、疑惑の方が大きそうです。
当たり前ですが、追求されるミランダは本人であっても、別人であっても『人違いだ』としか言いません (^^;;
果たして妻は正しいのか…というサスペンス風のドラマでした。

元はブロードウェイでヒットした舞台劇ということで、モブ・キャラを除くと登場人物は上記の3人だけ。
舞台となるのもポリーナの自宅が9割以上で、ある種の密室劇と言って良い作品でしょう。
当然、映画的な動きのあるシーンはほとんどありませんが、アングルや照明を工夫して退屈させないところはポランスキーの上手さです。
普通なら使いたくなる回想シーンを入れないところも流石でしょう。

自分の評価は★★★。
ポランスキーらしい題材ですし、サスペンスとしてもドラマとしても悪くない出来です。
「エイリアン」シリーズとは違った“強い女性”を演じたウィーヴァーも好演ですし、ベン・キングズレーは貫禄の演技。
しかし、サスペンスとしてのオチは先が見えますし、ドラマとしても何か物足りないような…。
余韻を持たせたラストも嫌いではありませんが、この映画に関しては焦点がぼけてしまったような気もしました。
シューベルトの曲の背景や意味を知っていると別の見方が出来るのかも知れませんね。

DVDの解説によると元の舞台劇のキャストは、ポリーナ役=グレン・クローズ、ミランダ役=ジーン・ハックマン、ジェラルド役=リチャード・ドレイファスだったとか。
個人的にはこのキャスティングで見てみたいです (^^;;

この記事へのコメント

しゅー
2009年09月27日 21:25
>ミランダ役=ジーン・ハックマン
何年前の舞台劇なのか知りませんが,ジーン・ハックマンが舞台に出演していたとは,個人的にはとってもビックリでした!!
タラララ
2009年09月28日 00:45
ジーン・ハックマンも、あのアクターズ・スタジオ出身ですからね。
それなりに舞台の経験はあるのではないでしょうか。
でも、イメージ的には似合いませんよね (^^;;
Jun
2009年10月01日 13:36
映画好きでなくとも、ビーチで金属探知機を手に宝捜しをしているシーンを、大概の人がハリウッド・ムービーの中で見かけたことがあるでしょう。大抵の場合、そういったシーンに登場するのは、無職不定のエキストラなのですが、今回のイギリスでお宝発見をした人もその例外に漏れず、近所からは馬鹿にされていた様子。
一方、日本では、TV企画で糸井重里が、緑山スタジオの裏山を赤城山と偽って掘り起こすシーンが延々と流されるくらい。
湘南海岸で金属探知機を振りかざす叔父さんなど、先ず見かけません。それより以前に、金属探知機自体を実際に見たことがある人も殆どいないでしょう。日本の商店で売っているのをみた記憶がありません。
アメリカでは事情が全くことなります。一般スポーツ用品店では金属探知機を数種類にわたって扱っています。200ドルも出せば、映画に登場するような皿付きの物を購入できます。
ペンション暮らしの老人にとっては、金属探知機片手の散歩は程よいエクササイズと暇つぶしになるのかもしれません。
タラララ
2009年10月01日 18:42
まあ宝探しをする人は近所から変人扱いでしょうね。
でも、戦争映画以外で金属探知機が登場する映画ってあったかなぁ…。
芝刈り機なら、しょっちゅう見るんですけど (^^;;

>TV企画で糸井重里が
そんな番組があったのでしょうか。
テレビはスポーツ中継ぐらいしか見ないので全く知らないのです (+_+)
Jun
2009年10月05日 02:37
>TV企画

某局が「徳川埋蔵金」シリーズを特番で何回も流しました。
ハッタリ以外の何物でもないのですが、インチキにしてもその質の悪さ、くだらなさ、つまらなさが、延々とだらだら流していくうちに、ある種の「可笑しさ」に変わっていった不思議な番組です。
糸井と石坂浩二という世間でインテリと考えられているタレントを起用していることがポイントです。
YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Y_BRGs1lT_Q
他多数。
ニコニコならフルであるかもしれません。
タラララ
2009年10月05日 14:25
へぇ~、こんな番組があったんですね。
路線的には昔の川口探検隊?
Jun
2009年10月06日 16:04
テレ朝の川口、日テレの矢追がやっていたインチキ、モンド系と同類に括ってよいと思いますが、動的、探検的要素は全く無く、ショベルカーで土を掘り起こすフィックス画が延々と続く、史上最も眠気を催すシリーズです。
ただ前述のように、石坂を起用していることからも分かるように、他局と比べて説得力をプラスしようという姿勢は見せていたようです。
埋蔵金が存在すると信じている人もそれなりの数がいるでしょうし、大なり小なりアカデミックな懸案として議論がなされている点、UFO、オカルト、予言、モンド系といった99%フィクション、イカサマに比べると、胡散臭さは希薄です。
まあ、アメリカにおいては、『UFO、オカルト、予言(ノストラダムス)、未確認動物(ビッグフット)、怪現象(クロップ・サークル、バミューダ・トライアングル)』といった題材を、HISTORYチャンネルやディスカバリー・チャンネルなどで、ジョークなしに極めてアカデミック風にドキュメントしていますから。HISTORYチャンネルという名前が付いているくらいですから、本来は「歴史」のみに拘るべき筈なのですが、アプローチの違いはあっても、やっていること、扱っているテーマは日米大差ありません。(勿論、本物の歴史ドキュメンタリーも多数流します)
ただTVに限って言うと、繰り返しになりますが、アメリカ人は伊太利亜人や倭人がやるようなモンド臭さや、お笑い系には決して走らず、真剣、ドキュメンタリーに徹しています。
zebra
2019年04月30日 08:57
リプリーがガンジーを拷問でボッコボコ(笑)
まさか 〇〇〇でさるぐつわとは・・・Σ(・□・;)

そ・・・そして・・・それ以上に・・・ス、すごかったことはΣ(・□・;)
(隠し文字なしでありのまま書きます)☟

妻のポーリナ役のシガニーを夫ジェラルド役のスチュアートウィルソンが 気持ちを落ち着かせてなだめるのですが

そのポーリナはシャワーを浴び 裸でしたのでセーターを一枚ブラジャーなしで着ますが そのときは気持ちが落ち着かない心境。

そんな妻をベッドに座らせ、きっと勘違いだよと必死になだめております。

そ・・・そのとき・・・ハ・・・ハレンチにも・・・ベッドに寝かせた彼は妻のセーターを脱がせシガニーの左乳首がポロリン💖

スチュアートウィルソン、シカニーウィーバーの左乳首をパクッと吸い付いたじゃありませんかぁぁぁぁ~~~~|д゚)|д゚)|д゚)

お・・・おそるべしぃっ!!!!スチュアートウィルソン(;゚Д゚)
エイリアンシリーズの武闘派女子のリプリーの”乳首”を吸いやがったぁ!!

タラララさん たぶん(映画のワンシーンとはいえ)シガニーの乳首を吸った俳優はスチュアートウィルソンの今後はいないでしょうね。