“タラ”と“ララ”に愛をこめて

アクセスカウンタ

zoom RSS chapter2685:レイズ・ザ・タイタニック

<<   作成日時 : 2017/05/17 00:10  

トラックバック 0 / コメント 0

画像アガサ・クリスティの「バートラム・ホテルにて」を読了。
ミス・マープル・シリーズの第10作です。

20世紀初頭のエドワード朝の雰囲気を残す、ロンドンのバートラム・ホテル。
このホテルに滞在することになったミス・マープルが事件に巻き込まれて…という内容です。

前作の「カリブ海の秘密」もミステリーとしては凡作でしたが、これはそれ以上に面白くありません。
高度に組織化された強盗集団を追う警部が主人公。
由緒正しき名門ホテルと強盗団がどう繋がるのかがメインなので、マープルは脇役です。
彼女の出番が少なくても面白いシリーズ作品もあるのですが、さすがにマープルと犯罪集団という本作の設定は水と油でしょう。

終盤に殺人事件が起きますが、それまでは事件らしい事件がないのも不満。
マープルが何度も登場人物の重要な会話シーンに偶然出会す…というのも都合が良すぎる気がします。
ラストには一捻りあるので、それが唯一の救いでしょうか。
巨匠も老いには勝てないと思ってしまうシリーズの最低作でした。
評価:★★


画像レイズ・ザ・タイタニック(1980)
Raise the Titanic
監督:ジェリー・ジェームソン
出演:ジェイソン・ロバーズ、リチャード・ジョーダン、デヴィッド・セルビー


ほぼ完璧なミサイル防衛システムを開発したアメリカ。
しかし、システム構築にはビザニウムという鉱石が必要でした。
ビザニウムが沈没したタイタニック号に積まれていたことを知ったアメリカはこれを引き揚げようとするのですが…。

クライブ・カッスラーが書いた“ダーク・ピット”シリーズの1作、「タイタニックを引き上げろ」の映画化。
主人公はダーク・ピット役のリチャード・ジョーダンですが、なぜかクレジットではジェイソン・ロバーズが筆頭になってます (^^;;
他にもアレック・ギネス、アン・アーチャー、J・D・キャノンらが出演しています。

カッスラーの小説は一冊も読んだことがないので、原作に忠実かどうかは分かりません。
が、本作は日本で正月映画として公開されヒットしたことは覚えています。
廃船を改造して撮影されたタイタニック号の引き揚げシーンが話題になりました。

その引き揚げシーンは確かに迫力満点。
今のようなCGのなかった頃の作品なので、ミニチュア撮影ではここまでの迫力は出なかったように思います。
この目玉シーン以外にも、色々と金を掛けているのが分かる作品ですね。

ただし、内容の方はかなりお粗末。
アン・アーチャーをめぐるジョーダンとセルビーの三角関係など、伏線かと思った描写がことごとく関係なかったのにはビックリです。
ビザニウムを横取りしようと狙うソ連が間抜けすぎてサスペンスも盛り上がりません。
第1回のラジー賞にノミネートされたそうですが、それにも納得 (^^;;
自分の評価は★★の駄作です。

これは映画の内容とは無関係ですが…。
今回見たブルーレイはパンした時など横にカメラが動くとピンぼけのような映像になります。
プレイヤーとの相性が悪いのかと思ったのですが、アマゾンのレビューを見ると自分だけの症状ではなかったようですね。
画質自体もブルーレイにしてはイマイチなので、DVDで充分だったように思います。

○本日のオマケ
ジョン・バリーによる組曲
007ぽいメロディも聞こえてきます。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
chapter2685:レイズ・ザ・タイタニック “タラ”と“ララ”に愛をこめて/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる