“タラ”と“ララ”に愛をこめて

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zoom RSS chapter2682:テレマークの要塞

<<   作成日時 : 2017/01/02 17:06   >>

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2017年の最初に見たのは、やはり“復刻シネマライブラリー”のラインナップで見つけた懐かしい作品。
これも昔にテレビの洋画劇場で見て以来なので、40数年ぶりの再見になります。


画像テレマークの要塞(1965)
THE HEROES OF TELEMARK
監督:アンソニー・マン
出演:カーク・ダグラス、リチャード・ハリス、ウーラ・ヤコブソン


この映画、自分の記憶では「ナバロンの要塞」の北国版という印象です。
船じゃなくスキーでナチスの要塞へ潜入。
数々の困難を乗り越え、最後には見事敵要塞を爆破…。
だったんですが、実際に見てみると全然違ってました (^^;;

舞台となるのは第二次大戦中のノルウェーのテレマーク地方です。
“テレマーク”という言葉は“テレマーク・スキー”とか、“テレマーク姿勢”とかスキー関連の用語として耳にしますね。

で、数名のメンバーがスキーでドイツの施設を爆破しに行くというのは記憶通りでした。
ただし、目標となる施設は要塞ではなく軍事工場というのが大きな違い。
ナバロンに比べたら敵の警戒もザルみたいなものです。
しかも施設の破壊に成功した時点で映画は半分ぐらいしか進んでおらず、これにはビックリしました。
きっと「テレマークの要塞」という邦題の印象が強く、これに引っ張られて記憶違いをしていたんでしょう。

冒頭に『実話の映画化で忠実に作ってあり…云々』というテロップが出てきますが、鑑賞後にネットで調べてみるとこれは正しいようです。
ノルウェーにあったドイツ軍の重水工場をレジスタンスが破壊した…というのは事実で、秘話として知られているのだとか。
史実では1年以上もかけた作戦を劇中で数週間で終わらせていますが、これは映画的な脚色として仕方のないところでしょう。

と、記憶とは違ったストーリーで「ナバロンの要塞」に比べると地味な作品でしたが、これはこれで楽しめました。
70ミリのワイド画面を巧みに使ったアンソニー・マン監督の演出が秀逸で最後まで退屈しません。
前半の見せ場となる重水工場への潜入シーンでは、ほとんどセリフを入れないというセンスも抜群です。
イギリス映画としてはそれなりに予算が投じられているようで、現地ロケしたと思われる雪原の風景も効果的です。

自分の評価は★★★★のお薦め。
ビデオよりマシかなという程度の画質は残念ですが、ブルーレイでリリースされたら買い直してみようと思わせるだけの作品でした。
内容はスッカリ忘れていたのに幾つかのシーンはしっかり覚えていた…という自分の記憶力にも驚かされました (^^;;

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
古い映画は記憶力検査にも使えるという・・・。
ただ、本当に面白かったものはすべての記憶を消し去ってもう一度体験してみたいと思います。映画も本も、あと何本、何冊体験できるかわかりませんし。とりあえず今年のスティングのチケットは頑張って取ろうと思います。
HOSHIO
2017/01/03 16:40
>本当に面白かったものはすべての記憶を消し去ってもう一度体験してみたい
HOSHIOさんが常々おっしゃてる言葉ですが、最近は自分も強く共感するようになってきました。
そのうちに人間の脳も一部の記憶だけ外付に保存できることが可能になったりしませんかね。
まあ、そんな技術が実用化されたとしても、自分は既にボケていたというオチになりそうですけど (^^;;

自分は4月のドゥービーズに行こうか迷ってます。
タラララ
2017/01/04 19:59

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