“タラ”と“ララ”に愛をこめて

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zoom RSS chapter2679:CUBE

<<   作成日時 : 2016/05/01 20:54   >>

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画像江戸川乱歩の「幻影城」を読了。
終戦直後に書かれたエッセイ、評論集です。

これも30年ぶりぐらいの再読になります。
戦争が終わり、入手できなかった欧米のミステリーが進駐軍経由で入ってきます。
それらを貪るように読んだことや、欧米では本格派が衰退してハードボイルドやスリラーが主流になりつつあることを知っての感想など、乱歩ファンならずとも面白い内容。
横溝正史、坂口安吾、木々高太郎、大下宇陀児、角田喜久雄ら同時期の作家たちのエピソードも書かれています。
当時の国内ミステリー界の状況が分かる貴重な資料であり、ミステリー好きなら読み物としても楽しめる一冊でしょう。

難点は前触れなしにトリックや犯人のネタバレが書かれていること (^^;;
1940年代以前の古典的名作を未読の方は注意が必要です。
評価:★★★★


画像CUBE(1997)
CUBE
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演:モーリス・ディーン・ウィン、ニコール・デ・ボア、ニッキー・グァダーニ


一辺が約4.2mの立方体(キューブ)の部屋が連なる構造物に入れられた数名の男女。
警官、女医、学生とお互いに面識も関係もない彼らは出口を探して移動することに。
しかし、キューブの中にはトラップが仕掛けられている部屋もあり、何人かは命を落とします。
果たして彼らは無事にキューブから脱出できるのか…。

カナダの奇才ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の長編デビュー作です。
鮮烈な映像と内容は評判となり、一時期は全く関連がないのに「キューブ」という文字を邦題につけた作品が流行りました。
さらにナタリ本人は関わっていませんがシリーズ化されて、「CUBE2」と「CUBE ZERO」の2本の続編が作られています。

とにかく事前情報なしで見て欲しい1本なので余計なことは書きません (^^;;
低予算であってもアイデアと創意工夫でいくらでも面白くなるという好見本でしょう。
極限状況に置かれた人間の心理や恐怖を描き出したホラー風味の傑作サスペンス。
自分の評価も最高の☆☆☆☆☆です。

本作を最初に見たのはビデオで、その後DVDで鑑賞。
今回のブルーレイで3度目となりますが、やはり面白く個人的な評価は下がりませんでした。
1回見れば充分、2回目からは楽しめない…という映画では決してありません。
ちなみにビデオやDVDには収録されていた20分弱の短編「ELEVATED」(これも面白い)がブルーレイで省かれてしまったのは残念です。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
また懐かしいモノを見てまんなー。例によって詳細は覚えてませんが。ハコがどんどん小さくなってくる仕様じゃなくてよかったです。

さ、これから仕事に出かけます。
HOSHIO
2016/05/05 16:03
星新一あたりなら“ハコが小さくなる仕様”にしそうです (^^;;
自分も含めて世間は連休ですが、お忙しそうですね。
おきばりやす。
タラララ
2016/05/05 17:02

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